3,お昼休み ページ10
轟side
ｽﾞﾙｯ
轟「(うん、うまい)」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ
けいどろをした翌日。今日も俺の昼飯は蕎麦だ。いつも通りうまい。
『またお蕎麦食べてる。』
この間のことを反省していないのか、天野原はまた後ろから話しかける。
まあ前ほど驚きはしないけどな。
『さては轟くん、毎食好きな食べ物でも大丈夫なタイプだな。』
轟「別に何を食おうが俺の勝手だろ。」
まあそうだねと笑いながらしれっと隣に座る。
別に誰かと食べる訳じゃないからいいんだが……。
轟「今日はカツ丼じゃないんだな。」
『私は色々食べたい派なの。今日はラーメンの気分!』
前も思ったが、食べてる時が一番幸せそうだな…。
『…そういえば、昨日はありがとう。』
轟「?
なんか礼を言われるようなことしたか??」
『コスチューム、似合ってるって。いやぁ、なんか照れるけど、嬉しかったから!』
えへへとはにかむ天野原を見てると、何だか恥ずかしくなってきて、どうにか別の話を考えた。
轟「…お前の個性、強いな。」
『轟くんのが強いでしょ。炎と氷だよね?』
轟「ああ。」
『いいなぁ、羨ましいよ。氷の方って夏にかき氷いっぱい作れそうだし、炎の方はキャンプとか、焼き芋焼くときとかに役立ちそう!』
轟「食べ物ばっかじゃねえか…。」
『別にいいでしょ、美味しいもん。』ﾑｽｯ
少しむすっとしていたが、ラーメンを食べるとまたいつもの天野原に戻った。単純だなおい。
『……ふぅ、ご馳走様でした。』
「ご馳走様。」
『美味しかったねぇ〜。』
轟「そうだな。」
食べ終わった皿を下げた。いつもより遅かったのに、なぜか速く感じた。
『あ、私リカバリーガールのとこ行かなきゃ。』
轟「怪我でもしたのか?」
『いや、なんか呼び出し。いきなりどうしたんだろうね〜。』
轟「さあな。」
『まあ行ってくるよ。バイバイ轟くん。』
そう言って保健室へ向かった。
――――――――――――――――ﾁﾘﾝｯ
轟「?!………………?」
一瞬その後ろ姿が誰かと重なった気がしたが、結局思い出すことはできなかった。
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灯日(プロフ) - 赫夜さんありがとうございます!(^-^)今後ともよろしくお願いします!! (2017年8月21日 20時) (
レス) id: 6d5cf1d4d0 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - 灯日さん» 灯日さんこんばんは赫夜デス夜分遅くでも残業ご苦労様なのデス！！先程こちらがわの第一部内容を読ませて頂いたところ主人公ちゃんと焦凍君と出合いと関係を描けた大作がとてめま印象的に割りでていつ戸手も面白くなって来てますd(^-^)！！ (2017年8月20日 22時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
灯日(プロフ) - コメントありがとうございます！嬉しい限りです(о´∀`о)今後ともよろしくお願いします!! (2017年7月25日 20時) (レス) id: 6d5cf1d4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 私夢主のキャラ好きです！更新頑張ってくださいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2017年7月25日 17時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯日 | 作成日時：2017年7月25日 3時
