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着替え終わった後、再び部屋に戻ってきた宗三さんと一期さんに池から引っ張りあげた三振りに付いて聞いた
まず愛染国俊と蛍丸は、仲の良い刀種である明石国行を中々連れてこれず腹いせとして池に捨てられたと言う
信濃藤四郎は懐が大好きで前任に懐に入りたいと言った瞬間に池に捨てられたらしい
そして、その三振りを捨てろと命じられたのが今剣だったらしい
(ホントに
一期さんに弟を助けて下さりありがとうございますと頭を下げられ、宗三さんにはカップラーメンが食べたいと言われ何言ってるんだこいつと思い始めた
そんな時、だった
｢人間！！！！！！！！｣
二振りの刀剣男士が部屋に訪れた
勢い良く開けられた戸と彼の怒号に今まで寝ていた筈の小夜ちゃんと五虎退君が私を庇うように刀を構える
｢燭台切殿、大倶利伽羅殿まで………いきなりどうなされたんです！｣
｢鶴さんが出陣したんだ！！！誰にも言わず一人で！！！！しかも厚樫山に！！｣
一期さんの問いかけに答えた眼帯の男……燭台切光忠は焦ったように言葉を続けた
｢今日朝から様子がおかしかったから鶴さんを探してたんだ……そしたら出陣ゲートに使われた痕跡があって、今本丸に居ないのは鶴さんだけなんだ、だから_____｣
｢それで？｣
その、燭台切の言葉を遮るように言葉を発したのは_____小夜ちゃんだった
｢今更、何？なんで主に助けを求める？｣
｢あ、貴方達が主様にした事忘れたとは言わせません…………！｣
キッと彼等を睨むように見上げる短刀二振りに燭台切はその端正な顔を歪めて先程の怒号が嘘かのように小さな声で言った
｢わかってるよ、僕達は彼女に許されない様な事をした｣
｢なら……！！｣
｢でも！！僕達じゃどうしようもないんだ！！！錬度の低い僕等じゃ鶴さんを無事につれて帰る事すら出来ない！！｣
そう言った彼は心底悔しそうに己の拳を握りしめた
｢僕達は刀解だって破壊だってなんだって受け入れる！！！だから、だから鶴さんだけは、鶴さんだけは_____！！｣
｢どうか、よろしく頼む｣
そう言って二人は床に頭をつけた
二人の必死の懇願に何も言えなくなってしまった小夜ちゃんと五虎退君は心配そうにチラチラと私の様子を窺ってくる
私は立ち上がり彼らの横を無言で通り過ぎる
『…………1分』
｢え？｣
『1分で帰ってくる』
｢………！！｣
(本当に此処の刀剣は不器用な奴らばかりだ)
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紅 - 出来る事なら続きが読みたいですっ！お願いします！（土下座） (2018年8月18日 22時) (
レス) id: 1f77ccf26f (このIDを非表示/違反報告)
羽 - めっちゃ面白いです。頑張ってください。 (2017年9月10日 11時) (レス) id: 8afbf6f7f3 (このIDを非表示/違反報告)
天姫(プロフ) - 刀剣乱舞もNARUTOも大好きです！鷹きましたぁぁ！！更新頑張ってください！(*･ω･)ﾉ (2017年7月28日 15時) (レス) id: 95d4920f5d (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - 宗三さんのキャラ大好きですよ！何か可愛くなってツンデレよりデレ多めがたまんないです！可愛すぎ！！清光も大好きだけどやっぱりとうらぶのキャラは皆好きだなっておもいました！この話が読めて私幸せです！更新楽しみに待ってます！！ (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8ce3839a41 (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - 赤石はんと江雪さんを出して欲しいです！ (2017年3月27日 23時) (レス) id: 8ce3839a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優騎 | 作成日時：2016年11月14日 18時
