ヒミツの名探偵　〜DETECTIVE CONAN PART2〜

★とういち★ ページ18

のそのそと着替えて
白に統一された部屋を出ると


A｢でか……つか…長い…｣


めっちゃ長い廊下があって
ディ●ニーの映画に出てくる
お城みたいな廊下………


んと……左から二番目、二番目…


A｢あった…！｣


落ち着いたブラウンのドア。


上の方には
[ＴＯ−ＩＣＨＩ]
とかかれていた。


A｢とういち……？｣


人の名前だろうか…？
でも確かこの部屋で待ってるのは
かいと……？のはず…


まぁ…取り合えずば入ってみようかな？


ｺﾝｺﾝｯ!!


？｢どうぞ。｣


返ってきた返事は意外に若くて…
同い年くらいかな？


重いドアをゆっくり開けると


A｢わぁ…っ！｣


工藤君の部屋に負けないくらいの
高い本棚に沢山の本…


その本棚に囲まれるように
中心にはどっしりとした机、
社長が座るような革のイス。


声の主はそのイスにどっかりと
座っていた。


？｢よく似合ってますね＾＾その服…｣


ニコニコしながらイスから立ち上がる。


ゆったりとした服を身にまとい
この人までフワフワして見えた。


A｢あ…あなたは……？｣


？｢あれ？わからないですか…？｣


シュンとして見せるけど…


分からないから聞いてるんでしょう？


A｢…………。｣


？｢じゃあ、コレならわかるはず。｣


そう言って机の引き出しを開けて
モノクルと
白のシルクハットを取り出した。


そしてソレを着けて見せた。


この格好……どこかで……？


あ………！


A｢怪盗キッド…！｣

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