Eternally _ryuto_ (ページ49)

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部屋に入ると、数原家の愛犬、ロッチが元気にお出迎えしてくれた

あ「 Aちゃんやぁ～あけましておめでとうございます！」

『あかねちゃん久しぶり～あけましておめでとうございますっ』

相変わらず可愛いあかねちゃん。

にこっと笑って新年の挨拶

龍「風呂、一緒に入ろなA 」

『はっ？』

龍「なに？」

『頭おかしいんじゃない… 』

龍「じゃああかね」

あ「マジでキモイ！」

龍母「あんたほんまにAちゃんに捨てられんで」

龍「そんなガチトーンで言うなや… 」

ほんと、一瞬迷ったけどね…

お母さんの隣に並んで、ご飯の準備を手伝う

龍「おかんとA背の高さ変わらんなぁ」

龍母「身長は一緒でも体重が倍ぐらいちゃうわ」

『倍…笑言い過ぎです』

完成した料理を机に運んで、お母さんの手料理にみんなでがっつく。

龍「うまっ」

あ「さすがAちゃん」

龍母「それ作ったん私！」

みんなで美味しい美味しい言いながらお腹いっぱいになるまでご飯を食べて。

お風呂はもちろん別々に入った、笑

あかねちゃんが先に寝てしまったから、龍友とお母さんと3人でお酒を飲んで。

気づけば夜中の3時を回ってた。

龍「そろそろ限界」

龍母「寝ます、おやすみ」

『おやすみなさいっ』

お母さんが寝室に行って、私達も龍友の部屋のベッドに寝転ぶ。

龍「シングルベッド…狭っ笑」

『落ちないでよ？笑』

A壁側行き、って言ってくれたものの寝相の悪い彼が心配でしょうがない笑

いつもはキングベッドで寝てるから、ほんとにぎゅうぎゅうで… 笑

私が壁に向いて彼に背を向けたら後ろからぎゅうっとくっついてきた。

『龍友がこっちに来たら？』

龍「絶対Aのこと落としてしまう自信しかないもん」

そう言われたら怖くて譲れない笑

龍「おやすみ」

『ん、おやすみ』

龍「今年もよろしく」

『うん、こちらこそ』

龍「愛してるよ」

『 …う、ん』

少し酔っ払ってるのか、彼の予想外の言葉にやられた

顔も体も、めちゃくちゃ熱く、赤くなってるのが見なくてもわかるぐらい

ぎゅうぎゅうのベッドの中、彼の方にくるっと向いて、目を瞑る彼にキスをした。

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