Eternally _ryuto_ (ページ46)

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塁「りゅうと～！」

龍「うぉっ！」

お父さんと話す龍友に後ろからタックル。

今年で小学一年生になる従兄弟の塁。
年が離れてるから可愛くてしょうがない。

今年で3回目だから龍友もすっごい仲良し。

龍「塁～久しぶりやなぁ」

龍友がわしゃわしゃ頭を撫でると

塁「だっこ！」

なんて抱っこをせがむ。

龍「かわいい… 」

元からのタレ目をさらにたらしてこっちを見る。

…龍友のその顔も十分かわいいよ、なんて笑

母「乾杯するからグラス持って～！」

みんなそれぞれ自分のグラスをもって乾杯したら、その後はお母さんの手料理を食べながらベラベラとお喋りする。

そんな時でも龍友の膝の上に乗ってご飯を食べる塁。

去年までお箸が上手く使えなくてボロボロ落としてたのにすごい上手になってる、子供の成長にしみじみと感動する。

龍友も「すごい！」ってびっくりしてる

明美「もうね、「りゅうとのおうち行きたい」ってずーっと言ってんの笑」

明美ちゃん。お母さんの年の離れた妹で、塁の母親。

『泊まりにおいでよ！ねー？龍友』

龍「ぜんっぜん大歓迎です」

明「うわぁ良かったね～塁」

塁「いつ？」

『いつでもいいよ、私ならいつでもいるし』

塁「りゅうとがいないと意味ないもん」

『あははっ、そうだよね笑』

龍「たぶん僕10日オフもらってた気がする」

『そうなの？なら9日の夜からおいでよ』

明「いいの？休みの日に」

龍「全然大丈夫ですっ」

明「楽しみだね、お泊まりできるって」

塁「りゅうとありがとう！」

龍「いいえ～僕も楽しみにしてる」

私も見た事のないような顔して、デレデレしながら話すんだから笑

お年玉を渡したら、ちゃんとありがとうって言える本当にいい子。

時間も遅くなって、塁を私の部屋のベッドに寝かしつけに行くことに。

父「龍友くんもこっちきて付き合って」

ずっと塁の相手して遊んでくれてたのに、今度はお父さんに呼ばれてしまった

『私、塁寝かせてくるね』

龍「うん、僕お父さんとこ行ってくるわ」

『飲まされちゃうかも… 』

龍「大歓迎や」

『ふふっ、ありがと』

そうやって喋ってても、＂龍友くーん＂って呼ぶ、しつこい父親。笑

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