Eternally _ryuto_ (ページ43)

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「「メリー…クリスマース！！」」

シャンパングラスをカチン、とぶつけて騒がしいクリスマスパーティーが始まった。

＂今年は龍友くん家ね！＂って即決だったらしく、家が決まった日は肩を落として帰ってきたっけ笑

なんて言っても、料理の用意をするのは私、美夏さん、梨華ちゃんの女性陣で、男性陣と言えば、買い出しに行ったり部屋の飾り付けをしたり。

鳥は任せろ！ってチキンは龍友が焼いてくれたけど笑

亜「今年もついにこの季節が来たかぁ」

玲「めっちゃ年末って感じするわ」

涼「充実した1年だったね」

鍋をつつきながら、そんな会話が聞こえてくる

玲「龍友くんこの1週間パーティーしまくりだね」

龍「ふははっ、そうやな笑」

メ「記念日に誕生日にクリスマスに年越しでしょ、一気に詰め込みすぎだから」

龍「うるさいのぉ」

裕「ええなぁ」

「「 … 」」

隼「え、なにがすか？笑」

龍「一瞬変な空気なったやんな！笑」

ゲラゲラと楽しそうに笑う彼らを、キッチンからそっと見てる私たち

裕「俺らさ、もう3年近く付き合ってるけど、ほんま喧嘩せえへんやん、龍友くんら」

隼「羨ましい」

＂喧嘩の発端はほとんど隼でしょ！＂なんて言って隣で怒ってる梨華ちゃん

亜「仲良しの秘訣はなんなの？」

龍「なんなん、なんでこんな話するん笑」

涼「いいやん、俺も聞きたいっすもん」

龍「 Aおる前で恥ずかしいわ笑」

メ「いいから、仲良しの秘訣は？」

龍「ちゃうねん、まずさ！可愛いな、とか、あー好きやな、って思った時にちゃんと伝えてる？すぐに言わなあかんねん！そういうのは、わかる？」

隼「龍友くんちゃんと言うんすか？」

龍「言うよ、あたりまえやんけ」

そう言ってドヤ顔で隼くんを見る

玲「ラブラブっすね」

龍「ラブラブやで！ええやろ！なぁ、A 」

ふざけてそんなこと言うもんだから、話聞いてるだけのこっちは恥ずかしくて、顔見せれないぐらい赤くなってるのが自分でもわかる

裕「俺も大切やで、美夏のこと」

隼「そんなん言うたら俺もっすよ」

亜「うるせーなリア充」

涼「何を聞かされてんの？俺らは」

涼太くんの正論すぎるツッコミ

このあとベロベロになって、ひどいクリスマスパーティーになることが目に見えてきて怖い…

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