Eternally _ryuto_ (ページ5)

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片寄涼太もうすぐ着くからAちゃん下降りてきてー!
A迷惑かけてすみません…

SPEED STER神戸公演が終わって、関西公演のスタッフさんたちと打ち上げに行ってた龍友。

先寝てていいよ、って言われてたものの、ベロベロになって帰ってきて起こされるのは目に見えてたから起きておくことにした。

涼太くんからLINEが来たのは夜中の2時。

片寄涼太龍友くん結構酔っててさっきからずっとAちゃん探してる笑

お酒は強いはずなんだけど、調子に乗って飲んでしまうのが龍友の悪いとこ、笑

いつも家の方向が同じな涼太くんがマンションの下まで龍友を送ってくれる。

もう着くから、と言われて財布と携帯を持ってマンションの下まで降りる。

もう3時半。周りには誰もいないし辺りは真っ暗。

するとすぐに向こうからタクシーが走ってきた。

龍「おった！」

タクシーのドアが開いた瞬間、龍友が飛びついてきた。

『ちょっと！』

涼「ごめんAちゃん、こんななるまで笑」

『や、こちらこそすみません… 』

ほんのり顔が赤い涼太くん。

涼「俺もいい感じに酔っててんけど龍友くんの面倒見るので一気に酔い覚めたわ笑」

『ほかの皆さん大丈夫なんですか？』

亜「隼が結構飲まされてたぐらい、笑
でも龍友くんが1番酔うてる笑」

そんな彼はさっきからぎゅーって引っ付きっぱなし。

『わざわざありがとうございました』

涼「こちらこそありがとう下まで来てくれて、
じゃあね、おやすみ」

『お気をつけて～… 』

向こうの角を曲がるまでタクシーを見届けたら、ここからが大変。

『よし、龍友おうち帰ろ』

龍「 …眠い」

『ちょ！ここで寝ないで～！』

顔をじっと見つめてきたと思うと、こんなとこでキス。私も酔いそうになるぐらい、お酒の匂い。

『もー…帰るよ、龍友～』

そう言うとやっと離れて、エレベーターまで歩いてくれた。

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