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GENEのライブが無事終わって、おかあさんと龍友と3人でご飯を食べてから、ホテルに戻った。
おかあさんは別のホテルが無事空いてて私は龍友の部屋に泊まることになった。
『 おかあさん、龍友の歌ってる姿見てちょっと泣いてたよ 』
龍「 すぐ泣くからなぁ 笑 」
『 最高の親孝行だね 』
龍「 いつかドームでGENE単独で歌ってるとこ見せれたらいいなぁ 」
『 私も見れたらいいなぁ 』
龍「 やめてや、そんな他人事みたいに言うの 笑 」
『 見れるかなぁ？ 』
龍「 なに、別れたいん？ 」
『 いやいや、別にそんなんじゃないけど 』
龍「 僕そういうのすぐ心配になる体質やから変な事言うのやめて 」
『 …体質？ 笑 』
龍「 …突っ込むなや 」
いつもの家に居るみたいに、ベッドの上でぎゅーっと引っ付いて携帯を弄りだした龍友。
龍「 なぁ、見て亜嵐くんの家の晩飯めっちゃ豪華 」
『 うわぁ、すごいね 』
龍友が見せてきたのは、GENEのグループラインに送られてきた、テーブルの上に並ぶ豪勢な料理。
『 私がこんなの作ろうと思ったら何時間かかっちゃうんだろ… 』
料理の写真をズームにして、凄いなぁ、なんて言いながら見ていると、チュッとキスをしてきた龍友。
『 なに 』
龍「 いや、可愛いなぁと思って 」
『 … 』
龍「 … 」
『 … 』
龍「 …風呂一緒に入らへん？ 」
『 言うと思った 』
龍「 へ？！バレた？！ 」
『 そーやって1キュンさせてから言うじゃん、お願いする時 』
龍「 入ってくれる？ 」
『 今日かっこよかったから特別ね 』
龍「 やったぁ 」
にーって笑ってもう一度キスをすると、ベッドから立ち上がって服を脱いだ。
龍「 はよ 」
『 私まだお風呂の気分じゃなかったのになぁ 』
龍「 もーなんでやねん 」
そう言ってまだベッドに寝転がる私の上に被さってきた龍友。
『 重いー！ 』
龍「 はいろーよ 」
『 そんな入りたいんなら1人で入ればいいじゃない 』
龍「 なぁなんでそんな事言うの 」
こうなったらめんどくさい。
『 わかったわかった、入る入る 』
龍「 ここで脱いで 」
『 じゃあ脱がせて 』
龍「 へっ… 」
『 そういう意味じゃないから 』
なぜか恥ずかしそうに顔を赤くする龍友の手を引いて、バスルームに向かった。
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作者名：ru_____ | 作成日時：2018年7月2日 4時
