Eternally _ryuto_ (ページ13)

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13. ryuto ページ13

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__ピンポーン

インターフォンが鳴って、ドアホンで誰か確認せずに扉を開ける。

龍「お前めっちゃ連絡した…のに…え？」

知らない男。…におんぶされてるA。

翔「ごめんなさい、A酔いつぶれちゃって… 」

そいつの背中でスースーと寝息をたてて眠るA。

龍「あ…あ、うん、ありがとう、連れてきてくれて」

＂だいぶ飲んでたので、寝かせた方がいいと思うんですけど、この状態なんでベッドまで運びますね＂

そう言って、家に上がろうとするこいつ。

龍「や…いやいや、いいよ、ここで下ろしてくれたら。僕が面倒みるから」

翔「そうですか？すみません、酔うとこうなるのわかってるのに、こんなに飲ませてしまって」

龍「 …昔から仲いいんや」

翔「 4、5年の付き合いです。」

龍「そっか、」

翔「手は出したことないけど、付き合ったこともあります笑今となってはなかったことになってるけど笑」

龍「あぁ…そうなんや…笑」

なんでそれ、僕に言う必要あるんか？

って不思議。ヘラヘラと笑いながらそんなこと。

＂寝ると長いんですよ、こいつ＂って。
わかってるわ、そんなこと僕だって。

龍「ありがとう。Aにもお礼言わすようにするわ」

翔「いえいえ、失礼します」

そう行って帰っていった。

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龍「 A～立てるか？」

僕の首に腕を回したまま、座り込んで寝てるA。

返事がないから、そのまま抱き上げて寝室に運ぶ。

ベッドに倒して、水を取りに行こうとすると、首に回した腕を離さないA。

龍「ほら、水取ってくるから。ちょっとまってて」

『りゅーと… 』

龍「ん、しんどい？」

『飲みすぎたぁ… 』

龍「水飲も、な」

『いらん… 』

飲み物なんもいらん…て言いながら首に顔を埋める。

龍「ほら…そんな可愛いことしたらさぁ…僕も我慢できひんようなるやんかぁ」

『我慢しなくていいじゃんかー… 』

ん、ちゅーして…

って顔を見せた。

そんなん言われたら我慢なんか出来るわけなくて。

『すきー… 』

そう呟く彼女を必死に抱いた。

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