今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:55,004 hit
小｜中｜大
光side ページ39
Aちゃんの抗がん剤を始める日。
午後から点滴を始める。
光「体調かわりない？」
A「うん、大丈夫」
診察を終えようとしていると、ものすごい勢いで病室の扉が開かれた。
大貴「Aちゃんの髪！！使えるよ！！」
スマホを片手に持って、満面の笑みの大ちゃんだ。
女の子の病室をこんな勢いで開けるやつがどこにいるか。
光「危ないだろうが！」
大貴「ほら！光先生も見て！！」
ヘアドネーション、、、？
、、、Aちゃんが髪伸ばしてたのって、、
大貴「ほら！31センチなくても15センチあればできるんだって！！」
大ちゃんのこんなに嬉しそうな顔、久々だ。
A「っ、、、」
顔を覆って泣き出してしまったAちゃん。
大貴「Aちゃん、、？」
A「大ちゃん、、っ、、ありがと、、、」
Aちゃんは、そのあとすぐに髪の毛を切った。
25センチ。
すっかり短くなった髪の毛。
その頭に、雄也くんが買って来た帽子をかぶるAちゃん。
大ちゃんとAちゃんには、不思議な絆が見えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よぞら | 作成日時：2020年2月3日 11時
