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「寛太!
お誕生日おめでとー!!」
「おお!毎年ありがとな!!」
「じゃーん、ケーキ作ったの!」
「え!すげえじゃん!A作れんだ!」
「私のこと舐めてるでしょ。」
「ごめんごめん笑」
ふたりで過ごす誕生日も、6年目になった。
「もう6年も一緒にいるのかー。」
「そうだけど…急にどうしたの笑」
「いや、なんか長いなって。笑」
「これくらいじゃ長くないよ!
だってもっと先まで一緒にいるもん!!」
「…確かに。」
昔は赤面してばかりだった彼女も今じゃそんなことを言えるくらいになった。
『佐藤先輩』だったのが『寛太』になって。
敬語だったのがタメ語になって。
思い返すと、変わったことが沢山あった。
「寛太ー?食べないの?」
「ごめん!食べる!」
でも昔から変わらない気持ち。
「ずっと一緒に、いようね。」
一緒に【カンタ】 おわり
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作者名:と み も え | 作成日時:2017年4月4日 23時