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「おっはよー」




楽屋にはすでにメンバーが揃っていた。

やけに感じる視線に龍友は思わず苦笑い。



この日の前後は必ずこうやってみんなに心配をかけていたのだ。






「今日は打ち合わせやっけ?」

「うん」

「はよ終わったら焼肉いこーや」




涼太がそっと龍友の肩に手を置いた。




「いいよ。でも、今日、大丈夫なの?」

「なにが?」

「だって、いつもこの日になったら…」




涼太は事情を知っている。

だからこそ、心配なのだ。





「今日は、その話をちゃんとメンバーにしたいねん」





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作者名:秋(シュウ) | 作成日時:2018年6月29日 21時

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