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第145話 ページ12
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そんな様子を見かねて、山下が助け舟を出す。
「なにが嫌なん？」
「1人なのが嫌」
山下は眉間をつまみ悶えるように体を折る。
「かわいいこと言うようになったなぁ！俺はかまんで、一緒に出ても」
「え、いいの」
「おう」
2人はキラキラした目でマネージャーを見る。
マネージャーへの助け舟を、と思っていた山下が今度はマネージャーを困らせる番となる。
「マネージャー、そういうことで」
「ちょちょちょ、」
「待て待て、健ちゃんだけ？Aは俺もいてほしいっしょ？」
エリーが明らかに悪ノリする。
「来て来て」
「ほい、マネージャー俺も」
「全員とかは？」
直人の言葉に皆頷く。
「もー、仕事増やさないでよ…」
マネージャーはがっくりと肩を落とした。
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作者名：秋(シュウ) | 作成日時：2018年4月6日 18時
