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そんなことができるのは多分こいつしかいないだろ！どんだけ強いんだよ！
「ちなみに私には全ての攻撃が効かないです。なのであなたが勝てる可能性は０に等しいと言えます」
そう言ってまた笑う。そしてポケットから何かを取り出した。スイッチ……？
「ではもう終わりですね。さようならです」
カチッという音が静かな道に響いた。それと同時にとてつもない光が視界一杯に広がる。咄嗟に目をつぶったが光は遮られなかった。
うっ、光で何も見えへん！ど、どういうことや！
「ははは、これで終わりですよ！ ん……？ あれ？ まだ生きてるんですか？」
なんなんやこの光は！
そう考えていると光が徐々に弱まり始め、その光の正体が明らかになる。その光は相手が構えていた刀だった。刀からは謎のオーラが出ているように感じた。
あの刀にも魔法がかけてあるのか？
「早く死んでください！」
何ぃ！
相手が刀を振り下ろすとそのオーラは俺に向かって一直線に飛んできた。避けれねぇ！！俺は一か八かでナイフをオーラで弾く。
シュッッッ
弾かれたオーラは、俺の横を通り抜け草むらに当たる。当たった草むらはオーラにより跡形もなく消え去っていた。
あ…当たらなくて良かったぁ！
あの時、咄嗟の判断で弾けてなかったら本当に死んでいたかもしれない。
「なっ！？ 私のオーラをナイフで弾き飛ばしやがった！」
相手は驚きと焦りが混ざったような声をしている。
俺はその隙に間合いを詰めて攻撃を仕掛ける。
ガッキキキィィン
しかし攻撃は届くことは無かった。相手は鉄だから、さっきと同じように弾かれてしまう。
「…フッ。馬鹿にも程があります。私は鉄でできているんですよ？」
「鉄でもいつかは壊れるやろ！！」
構わず攻撃を続ける。
相変わらずびくともしないが、少しだけふらついてきたように思える。やっぱりダメージは蓄積されているようだ。
「……クッッッ！」
相手が初めて苦痛をあらわにした。
…いいぞいいぞ！このままいけば勝てる！俺は更に距離を詰め、攻撃を激しくする。
ガッキィィン ジャキィィン
「……そろそろ疲れてきたんやない？」
「……いえ。まだまだです…」
相手はまたオーラを飛ばしてきた。その攻撃にはもう慣れたんだよ！！相手に向かって弾き飛ばす。
「グハッッッ！」
オーラは見事直撃し、相手は倒れ込んだ。
「……フゥ。お前、結構強かったな」
とどめを刺そうと相手の近くに寄る。
「…………スゥ」
「？」
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます！応援していると言われてとても嬉しいです！ (1月31日 6時) (
レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！応援してます！ (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。１日１更新以上頑張ります！ (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます！ (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんごはん | 作成日時：2024年1月26日 17時
