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「グルッペ〜ン！手紙を回収しに来ましたよ！」
ノックせずに総領室のドアを開ける。
中にはグルッペンがいて、いつも通り目の前にある机に座っていた。ノックせずに入ったからか、心なしか驚いているように見える。
「ノックぐらいしろ！」
「アハハハ〜まぁ急いでたもんで！」
「…お前今日ちょっと変だな」
「は〜？」
何のことか分からないと首を傾げる。今日ちょっと変って……何がだよ！
「まあいい、オスマンから聞いて手紙の回収に来たのだろう？ご苦労だったな」
グルッペンは待ってたと言わんばかりに手紙を内ポケットから出す。
「あ！ありがとうございます〜！」
頭を下げてから、貰った手紙をカバンの中に大事にしまった。
そのまま部屋を出ようとするが、つまらない質問を思いついたので足を止める。
「……グルッペ〜ン」
「なんだ」
「この手紙っていつ来た？」
聞きたかったことはこれだけ。いやしょーもねえな！
私の言葉に少し悩む素振りをしてからグルッペンは答えた。
「気づいたらあったので正確な日付は分からないが…。多分２日前くらいじゃないか？」
「ありがとうね！」
バンッッッ
聞きたかったことも聞けたので、また勢いよく総領室のドアを閉めた。
「フフフ、なんて今日は良い日なんだ！！！！」
そして、叫びながら自室に向かった。
ーーー
自室に戻り、机に座る。そしてグルッペンからもらった手紙を丁寧に開封していく。
「あああ！」
ビリリリリリリ
途中、開けるのに失敗をして袋が破けてしまった。まじかよ……！！萎えながらもまた丁寧に袋を開封…するわけではなかった。
「もうどうでもいいわ！！」
ビリリリリリリリリリィィィィ
そう、こういう丁寧な仕事は終わったが最後。もう丁寧にやるのが馬鹿らしくなって最終的には力尽くで開ける人が多い。
見た目は最悪になるが、気持ちは最悪にならないのであまり気にしない。
ビリリリリ ビリリリリ ビリリリリ
「ふぅ〜」
手をはたき、手についていた紙くずを机の上に落とす。机には元々は綺麗で素敵だった手紙は、紙くずだらけの手紙になっていた。一瞬終わったなと思ったが中身は無事だったようで、見てみると
”ゆりこ婆ちゃんより”
と、綺麗な字で書かれている紙があった。
「オスマンさんの言う通り、ゆりこ婆ちゃんから手紙が来てた…！」
いやったァァァ！！少し興奮気味になりながら紙を読む。
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます！応援していると言われてとても嬉しいです！ (1月31日 6時) (
レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！応援してます！ (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。１日１更新以上頑張ります！ (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます！ (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんごはん | 作成日時：2024年1月26日 17時
