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「じゃ、仕事に戻るか」
「うん…」
グルッペンは新しい書類に手を付け始めている。私は書類の整理をしているグルッペンを見るだけの暇な時間がまた来るのかと、絶望に浸りながら時間が過ぎるのを待っていた。
「A」
「ん?」
「お前、俺の書類が終わったら暇な時間から開放されると思ってるだろ」
「そうだと思うけど違うの?」
「そうだ」
もともと絶望的だった私の心はより絶望的になっていく。
「なら私の暇な時間はいつまで続くの?」
「お前俺の護衛だろ?夕食までだ」
そう言ってまたペンを握ると書類に手をつけ始める彼を見て、私は
「アアアアアァァァァ!」
と言うことしかできなかった。
それから数時間後、グルッペンの頑張りにより書類が終わり、夕食の時間までゆりこ婆ちゃんやしあくんとの出来事をグルッペンに話した。
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます!応援していると言われてとても嬉しいです! (1月31日 6時) (レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します!!面白かったです!!更新頑張ってください!応援してます! (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。1日1更新以上頑張ります! (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます! (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れもんごはん | 作成日時:2024年1月26日 17時