質問コーナーやろうぜ ページ30
「さすがに仕事をサボりすぎなんじゃないか？ｗ」
「まだ慣れていなくて生活するのに精一杯でした…」
「言い訳だな」
「はい」
「だが、言い訳は見苦しいぞ」
「おっしゃる通りでございます…」
私は今絶賛反省中なのだ。今まで護衛をサボっていた自分が情けない……。恥ずかしいぃ…。
「まぁ、いい。今日からしっかり頼む！」
「はい、もちろん！」
やってしまったことは仕方がない。これから挽回しよう……。
そう心に決め、私はグルッペンの近くの椅子に座った。
ーーー
「ねぇ〜グルッペンなんか手伝うことない？暇すぎるんだが」
暇だ。せっかく仕事が見つかったと喜んでいたが暇だ。ただグルッペンの近くにいるだけでいいなんて流石に暇すぎる。
「今は特に無いが……とにかく書類が終わるまで待ってろ」
グルッペンは困ったように言う。グルッペンの机を見ると、終わってない書類が山のように積まれている。あれを全部片付けるのは大変そうだ。
仕方なくソファーに座り、ぼけーっとしながら時計の針を見つめる。時計の針は９時１０分を指していて、まだまだ朝の雰囲気が残る時間帯だ。
「…グルッペンまだ？」
「まだだ」
眠気と格闘をしながら待機する。
１０分くらい経った頃だろうか。
「書類が終わったぞ……！」
死にかけのグルッペンの声が聞こえた。机には終わった書類の山があった。
「終わったってことは何かしらのお手伝いはもらえるよね？」
「あぁ！もちろんだ」
「じゃあ何？」
「……ハハ」
想像してたのとは違い、乾いた苦笑いが返ってくる。
「いや絶対考えてなかったでしょ！」
お手伝い内容決めてないけど、とりまお手伝いあると言っちゃったパターン！
目の前にいるグルッペンを睨みつける。
「…分かった。ちゃんと内容を考える」
「最初から考えて下さい」
私の睨みつけた視線で何かを感じ取ったのか、内容を考えてくれると言ってくれる。
「あ！そうだ。お手伝いは”質問コーナー”！」
期待した私が馬鹿だったわ。またグルッペンを睨みつける。
「ほら、まだ生活に慣れていないって言ったろ？俺はこの国の総領だから色々なこと知っているぞ。疑問に思っていることや不思議に思っていることを何なりと聞くがいい」
確かにそれは一理ある…。一旦睨みつけるのをやめにして、質問内容を考える。ん〜なんか聞きたいこと……そうだ！
私は聞きたかったことを思い出す。
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます！応援していると言われてとても嬉しいです！ (1月31日 6時) (
レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！応援してます！ (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。１日１更新以上頑張ります！ (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます！ (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんごはん | 作成日時：2024年1月26日 17時
