会議乱入 ページ15
バン！！
グルッペンは大きな音を立ててドアを開けた。
「ここは会議室だ。その名の通りここは会議をするときに使われる。今からAについての会議をする予定だ」
中を見るとコの字型の机があり、そこに男性が座っているのが見えた。人数は１０人。壁側の椅子に座っている。関係ない話にはなるけど、この場にいる女性は私１人だけなのでめっちゃ気まずい。そもそも私はここに居てもいいんだろうか？
「グルッペン、会議をするらしいしここに居ない方がいいんじゃない？」
この場所から、この気まずさから出るべくグルッペンに言った。
「だめだ」
即答！とゆうことは、ここにいなきゃ駄目みたいだったわ！無理！！
「何で？」
「Aについての会議だろう？ご本人がいた方がいいに決まっている」
確かに。グルッペンから変な情報をここにいる人達に伝えられたら困る。
「...私についての会議をするから、そこに同席して色々なことを聞いたりしたいってゆう事？」
「その通り！ってことで会議には参加してもらう」
私はもうー度会議室の中を見る。やっぱり無理！！ここで一緒に会議をしようだなんて！拷問すぎる！！顔が青ざめていくのが私でも分かった。冷や汗も出てきている。
そんな事も知らずグルッペンは部屋の一番奥の席に座った。私は、その隣に立っていろ。と言われグルッペンの隣に立った。足はガクガクと僅かに震えている。
「ではこれからA・フユリについての会議を始めようと思う。まず、なぜここにAがいるのかについて説明していく」
グルッペンはこの国が負けそうだから、知っている中で一番信用できる一番強い人物の私を雇い、この国を勝利に導こうと考えていることを話した。
私がここに居るのは、部下が山で私を見つけて城まで運んだから。と説明した。
...私はここまでの話の中で気になったことがある。
「ここ、城だったの？国を勝利に導く？そして部下がいる？グルッペンは何をやっている人なの？」
”この国を勝利に導く”部下が”城まで運んだ”もう意味が分からない。一般人には関係の無さそうな単語ばかりで頭がおかしくなる。
「俺か？確かに言ってなかったな。俺は我々国の総領をしている」
「...はい？」
「今いる場所は我々国の城内だ」
「...ﾘｶｲﾃﾞｷﾏｼﾀ」
「じゃあ進めるぞ。それで〜」
グルッペンってこの国の総領！？お偉い様！？グルッペンからストレートチョップを喰らうまで、話の内容は頭に入ってこなかった。
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れもんごはん - イチゴさん» ありあとうございます！応援していると言われてとても嬉しいです！ (1月31日 6時) (
レス) id: eaf58a5fc1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - コメント失礼します！！面白かったです！！更新頑張ってください！応援してます！ (1月30日 16時) (レス) @page10 id: df6b50726d (このIDを非表示/違反報告)
れもんごはん - こばさん» ありがとうございます。１日１更新以上頑張ります！ (1月27日 9時) (レス) id: 2a69315616 (このIDを非表示/違反報告)
こば - 最初の説明のところで「ラーメンを一緒に作ってください....」という言葉が面白すぎてやばいです。更新待ってます！ (1月27日 8時) (レス) @page2 id: 471b61655b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんごはん | 作成日時：2024年1月26日 17時
