その背中を。【木兎】

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「ヤレヤレ、やっと くっついたかー



木兎に助言してて良かったな」




『!!


木葉……それにみんな…?!』





「部室の外まで丸聞こえ。



それに、二人共わかりやすいし、鈍感だからね」




ニヤニヤする木葉や猿




『うっ……と、とにかく練習しましょう…』






冷やかす部員達を追い払って、部室を出た





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「A。」





『!!な、なに…？』





初めて、名前を呼ばれた










「これからも、背中を押してくれよな






マネとしても、彼女としても」




部室のすぐ外にある手すりに腕をつき、私の方を見る木兎。








『!!




もちろん、バシバシ行くからね』










うげ、と痛そうに背中をさするフリをする木兎





「イチャつくのはいいけど
早く練習いけよ〜」






「!!」

『!!』



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こんな形で色々あったけど











「木兎さんっ」





「っ……シャア!!」







『ナイスキー、木兎!!』












相変わらず背中は、逞しかった









いつまでも、横で支えれる存在になりたいと思う。










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おめでとう、木兎。














大好きだよ











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