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「お待ちしておりました」
女将さんらしき人と仲居さんが出迎えて荷物を受け取ってくれて
そのまま部屋に案内される。
一番全部の部屋数が少ないからここ選んだけど、ほんとに雰囲気も落ち着いた感じで素敵！
「わぁ、広ーい！綺麗！素敵！」
「当旅館は客室一部屋ずつにこだわっていますので、お気に召して頂けたようで光栄です。」
ニッコリと微笑む仲居さん。
…ん？
「この部屋、��楓��って名前なんですか？」
「はい、椿、紫陽花、楓、水仙と、４つの部屋全てに名前が付けられております。」
「あ、四季か…なるほど、」
「ここは楓…秋の部屋ですので、今の季節にぴったりですよ」
今は10月。
そんな部屋に…しかもお部屋が４つしかないところだなんて
なんか贅沢…！
旅館の説明を一通り受ける。
「夕食は何時になさいますか？」
「えーっと、」
「6時半で。」
ちらっとすばるくんに視線をよこすとそう言ってくれて。
私、結構優柔不断だから、すばるくんがサクッと決めてくれるのありがたいんだよね、笑
「では、ごゆっくりお過ごしください。失礼します。」
襖を閉めて出て行く音がして、すばるくんと２人きり。
いつもお家でもそうなはずなのに、
あまりに外で会わないからか、違う場所だとなんか変な感じ！
白いTシャツにカーキのシャツを羽織ったすばるくんは、窓の方を見ていた。
「…お、お風呂行く？」
まだお夕飯までに時間は結構あるし、と思ってとりあえずそう言ったけど
何故かすばるくんはおもむろに立ち上がって、奥にあったドアの向こうを除いて、
ニヤリ。
「…ど、どうしたの？」
聞いても何も答えてくれないで、ちょいちょい、と手招きをするからそちらへ向かうと
「……わぁっ！」
まって、すごい！！！
「温泉だ…！しかも外だ！！！ここ温泉付きのお部屋だったの！？」
「俺も知らんかったわぁ、」
めっちゃテンション上がる！！
ほんとに贅沢すぎる〜！
「えー、大浴場も入りたいし…ここにも入りたい…！」
「どっちも入ったったらええやん」
「確かに！すばるくん頭いい！」
「Aがアホになっとるだけやで」
「もーーーなんでそんなフツーなの？！」
「楽しそーなA、見逃したくないねん」
「ばっ、なに言ってんの、」
赤くなる顔を隠そうとするとその手を取られてじりじりと壁際に追い詰められる。
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れん(プロフ) - 紫月さん» 紫月さんいらっしゃいませ！（ちがう）嫌な流れですよね〜（ ; ; ）まだ悲しそなすばるくん続くので、それもイイって言ってもらえるように頑張ります！もう以降してしまいますがそちらもどうぞお願いします〜 (2017年2月28日 13時) (
レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - まってヤバイやないですか、かなりやないですかぁ(´；ω)ほんま早くあの可愛らしすばるくんがみたいです(´；ω；`)れんさんの書かれるすばるくんが大好物な私にとって早く2人には仲直りしてほしい…でももうちょい悲しそなすばるくんもみたい…(*ﾉдお邪魔しました!笑 (2017年2月27日 13時) (レス) id: e6eeb86e12 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - ��楓��というお部屋は、楓の花言葉『遠慮』『美しい変化』『大切な思い出』というのを踏まえて選びました。今回の旅行編にぴったりかなぁ〜と！この感想欄を見とくださった方だけが知る事実でした(笑)それにしても、すばるくんの我慢は長かった…(｀・ω・´) (2017年2月10日 0時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - うんぴーさん» うんぴー様、コメントありがとうございます。そうなのですね！特に実体験とかではなく付けたので、すごい偶然で私もびっくりしてます(´ｰ｀)これからもよろしくお願いします〜 (2017年2月9日 20時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あつかえさん» あつかえ様、コメントありがとうございます〜！楓さんとおっしゃるのですね！素敵な名前で羨ましいです〜！頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします(^^) (2017年2月9日 20時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2017年2月5日 17時
