#１７７ ページ27
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「ねぇ、やぁッ」
片手はそのまま胸を包むように動いていて、もう片方の手が太ももに降りる。
「ほんとにっ…」
「その気にさせたるよ、きもちーやろ？」
「んンっ！」
太ももを撫でる手つきで変な気持ちになって
もう、逃げられないのかも、
そう思ったけど
ーーガンッ！！！！
「いッッ！！！痛っ！！！！」
「えっうわっっ！ごめんーーー！！」
抵抗しようと動かした腕がまさかのすばるくんの顔面を捕らえた。
痛そーに顔を抑えて浴槽のふちにもたれるすばるくん。
うわー、うわー、やっちゃった…！！
「ほんまA…計り知れん……」
「ごめんってぇ、」
「俺の顔面に肘鉄食らわせたん、お前くらいやぞ…痛…」
顔を上げたすばるくんの目にはうっすら涙。
そんな痛かったんだね…そりゃ痛いよね…ごめんなさい…
「ごめん、、商売道具を…こんな綺麗なお顔を」
「老けとる言うとったやんけ(笑)」
「老けてもカッコいいからずるいよね」
「ふは、こーいうときはデレるんやなぁ」
「大丈夫？冷やすものいる？」
「ん、ヘーキや」
顔を抑えるのをやめて起き上がると、
目を細めて、眉間にしわを寄せて
「…はぁ」
「ちょっと、人の顔ガン見してため息！？」
「俺、なんでこんなAのこと好きなんやろ」
はぁ〜ってまたおっきいため息つかれた。
な、なんか、失礼！！
「前に自分で言ってたじゃん、出会った時の話とか」
「いや、それはわかってんねん、好きになったときのことは。でも、ずーっと好きやねんなぁ」
「んん？」
「なんでこんな、ずーっと好きなんやろ、俺、一生好きやで絶対」
真顔でそんなこと言うから、なんか恥ずかしくて離れようとするけどやっぱり許されなくて
鎖骨あたりに口を寄せたかと思うと吸い付いて
よく見えないけど多分紅くなってるんだろうな、と思った。
「珍しいね、キスマークなんて」
「Aも付けたい？」
「いや、いいよ、なんかあったら困るし」
いつどこで裸になるかわかんないからね、この人。
「…ごめんなぁ」
「なにがー」
「俺、フツーのやつやなくて」
「それで謝られるのはちょっとなー笑」
すばるくん、悪くないもん。
アイドルしてるすばるくんも好きだもん。
「ん…その代わり、Aの、消えるたびにまた付け直したるな、一生♡」
それもちょっと微妙だ…。
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れん(プロフ) - 紫月さん» 紫月さんいらっしゃいませ！（ちがう）嫌な流れですよね〜（ ; ; ）まだ悲しそなすばるくん続くので、それもイイって言ってもらえるように頑張ります！もう以降してしまいますがそちらもどうぞお願いします〜 (2017年2月28日 13時) (
レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - まってヤバイやないですか、かなりやないですかぁ(´；ω)ほんま早くあの可愛らしすばるくんがみたいです(´；ω；`)れんさんの書かれるすばるくんが大好物な私にとって早く2人には仲直りしてほしい…でももうちょい悲しそなすばるくんもみたい…(*ﾉдお邪魔しました!笑 (2017年2月27日 13時) (レス) id: e6eeb86e12 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - ��楓��というお部屋は、楓の花言葉『遠慮』『美しい変化』『大切な思い出』というのを踏まえて選びました。今回の旅行編にぴったりかなぁ〜と！この感想欄を見とくださった方だけが知る事実でした(笑)それにしても、すばるくんの我慢は長かった…(｀・ω・´) (2017年2月10日 0時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - うんぴーさん» うんぴー様、コメントありがとうございます。そうなのですね！特に実体験とかではなく付けたので、すごい偶然で私もびっくりしてます(´ｰ｀)これからもよろしくお願いします〜 (2017年2月9日 20時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - あつかえさん» あつかえ様、コメントありがとうございます〜！楓さんとおっしゃるのですね！素敵な名前で羨ましいです〜！頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします(^^) (2017年2月9日 20時) (レス) id: 3703d99415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2017年2月5日 17時
