インフル事件簿4 ページ4
松本side
リーダー達の看病もあってだいぶ良くなったものの、体は重たくて平熱にはまだ遠い。
夜中のお礼をと言おうと思って起きてみると
まさかの皆ダウンしてて…
これは多分、いや絶対インフルエンザだ
誰が先に感染したのか分からないけど、一緒に暮らしているし潜伏期間中に移ったんだろうな
今や元気なのは翔くんただ1人。
その彼も既に感染済みかもしれないけど…
相葉さんの代わりに俺は翔くんの所に行った。
潤「翔くん、おはよ」
翔「あ！まちゅじゅ！！」
翔くんは既に起きていて部屋で大人しく絵本を読んでいた。
翔「おかぜ？」
潤「うん。他のみんなも風邪だから、今日は俺と2人だけね」
翔「わかった！」
翔くんは今日、ひとりぼっちの部屋で起きて
今までいい子で待っていたのか…
なんて健気なんだ…(´;ω;)
潤「朝ごはん食べようか。お腹すいたでしょ」
翔「ん！チョコパンたべる！」
2人で簡単に朝ごはんを済ませると、俺は台所に立って全員分のお粥を作り始めた。
が…
潤「だりぃ…」
さすがに本調子じゃないからか、立っているのが結構キツイ。
ご飯と水を火にかけて弱火にすると、リビングの椅子に座り込んだ。
翔「まちゅじゅ…？」
いつもと違う様子に気づいたのか、翔くんがトコトコとやってくる。
翔「おかぜ、ちんどい？」
潤「ん、ちょっとね。すぐに移っちゃうお風邪だから今日は一緒に遊べなくてごめんね」
翔「しょお、ひとりでだいじょぶ！」
ちいさな手が俺のおでこにピトッと当てられる。
翔「あちちだからねんねしなきゃ！」
潤「うん…お粥さんが出来たらねんねするね。ありがとう」
微笑むと翔くんは真剣な顔で頷き、どこかへ駆けて行ったかと思うと俺の部屋から布団をズルズルと引っ張ってきた。
潤「お布団持ってきてくれたの？嬉しいな〜ありがとう」
翔くん…君はなんて優しいんだ…！天使か…？
部屋で寝ようと思ってたけど、せっかくだから翔くんのご好意に甘えようかな｡
なんとかお粥を完成させて各部屋の病人達に配ると、俺はソファに横たわった。
翔くんが、よいしょと言いながら一生懸命掛け布団をかけてくれる。
潤「ありがと、翔くんもねんねしよう」
翔「あい！」
翔くんはモゾモゾとソファの隙間に潜り込んだ。
潤「あれ、そこでいいの？」
翔「うん！」
ダメだよ移っちゃうよ、なんて言いながら
翔くんの体温を身体に感じているうちにいつの間にか眠ってしまった。
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れーむ#ichigo(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ ピノさんのペースでがんばってください！！！ (2022年4月5日 0時) (
レス) id: 70636e3c2d (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - これからも更新楽しみにしてます！！！！ (2019年11月23日 20時) (レス) id: ae85873960 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - また、関ジャニ∞がみたいです (2019年10月24日 18時) (レス) id: f727b77c27 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - このお話が大好きです！ (2019年10月24日 18時) (レス) id: f727b77c27 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - ふわぁーー！！！ゆかさんありがとうございます！！！久しぶりの更新だったのでちょっとドキドキだったのですが、いかがだったでしょうか？ゆかさんのように応援して下さっている方がいるという自覚を持って更新頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月22日 12時) (レス) id: 41b3eea502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ
| 作成日時：2019年5月7日 9時
