【d!】来世では将来の魔王達のお姫様になりました (ページ34)

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『....』

私はミルクを飲みながらみんなを横目に見ていた

グルッペンは朝からあんなに甘いものを食べて大丈夫なのだろうか？

トントンさんに怒られてるし...騒がしいけれど
あたたかいなぁ

そう考えていたらプニっと私の頬をさわる誰かがいた

「やわこ」

『う？』

あまり聞いたことのない声が聞こえた横を見てみると茶髪に顔に天と描かれた紙をつけた少年がいた

「あごごめんな！」

私の視線に気付いたのか謝ってきたというか声大きいね？

『あうう』

「なんやロボロ Aにようやく触れたんか？」

シャオロンさん

「こんな人間ってやわこいんやな初めて知ったわ」

「人間慣れしてないからなぁロボロはま俺は全然慣れとるけどな A～シャオロンお兄様やでー」

『うー』

シャオロンさんは私を抱き上げた

「ちょ！そんなに乱暴にあつかったら可哀想やんけ！」

ロボロさんはオロオロとしている

「大丈夫や！Aはこれくらいじゃ動じんからほらほらーA俺の名前呼んでなーシャオロンお兄様言ってみ？」

『あううー』

まだ言えないからシャオロンさんの願いはまだまだ先になりそう...

「えっとその俺も呼んでほしいわロボロやで」

「ちゃっかりAに覚えてもらおうとしてるやん」

「ややって今まで会えんかったし...覚えてもらいたいな思てただけやで...」

『あう』

たしかにロボロさんとはあんまり会えていないかもしれない

「まぁロボロは偵察担当やししゃーないな」

「なんの話しとるん？」

オスマンさん見事にみんな茶髪だ