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『や!』

忘れたくなんてない!こんな暖かい気持ちを与えてくれたのに今更忘れるなんて無理だよ!

『やーや!』

「ちょ いやえっとな 最悪の場合な?俺らやってそう簡単にAを手放したくないし『やー!』うんうん ごめんな?だから泣き止んでや?」

『う ヒッグ』

一度泣き出したら止まらない

涙が無限にでてくる

「この事がバレたらマンちゃん怒られちゃうめぅよー」

『うぅ』

「よーしよーしもう大丈夫やでー」

オスマンさんは背中をポンポンと叩いてくれる

『ん....』

「ごめんなー?意地悪やったな」

『う』

「Aちゃんはこんな姿のマンちゃんでも好きでいれくる?」

そう言うとオスマンさんの頭の上に黄色の輪っかがあらわれ背中には天使の羽が生え

そしてオスマンさんの閉じていた瞳が開かれた

『...』

「こんな姿 やっぱり気持ち悪いめぅ?」

天使の羽は神秘的だったどんな神様よりもどんな女神様よりも綺麗で美しい

オスマンさんの開かれた瞳は綺麗な緑色でずっと見ていられるくらいの綺麗さだった

『う!うぅー!』

「や やっぱり気持ち悪いんかな」

『ああう!』

逆です!綺麗なんです!

「そうよなぁ こんな変わった姿しとるのは俺くらいやろうし みんなみたいな羽とか角とか生えとらんし」

『あう!』

オスマンさんはそれでいいの!他の人が到底もってないものをもってるってのはすごいことなんだから!

「はぁ なんで俺にはみんなみたいなカッコいい羽とか角が生えなかったんやろ」

『あーう!うう!』

オスマンさゆの両頬をペチッと私の小さな手で包む

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作者名:しにー | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/personal.php?t=57e6c7062d4511aaf7069b157aa1bb64...  
作成日時:2023年3月9日 12時

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