こんな生活おかしいです［半間修二］

＿ただいま、おかえり ページ33

今日も半間くんは家に居ると居なかった。

でもさっきあんな事言われて、

1人で居たかったから丁度いいのかもしれない。

さっきのことを思い出し、またもや涙が溢れ出てきた。

その涙は私の裾に濃いシミを作った。



＿＿＿＿＿もう、何時間泣いたか分からない。

泣き疲れてふと時計を見ると11時。

『明日の準備、しなくちゃな』

そう言って立ち上がりバックに明日いる教科書を詰め込んだ。

何のやる気も起きなくて、ソファーに寝っ転がってるとツーっと頬を涙がつたる。

『なんで…また…泣いてんだろ。』

泣きやもうとしたけど止まらなくて

涙はどんどん零れ落ちる。

そんな時家のドアが開き、半間くんが帰ってきたことを告げる。

いつもなら出迎えるけど泣いてる姿を見られたくないから布団で体を包み込み、寝るふりをした。

「Aちゃんみーっけ♡」

そう言って私から布団を剥ぎ取る。

『もう寝るからそっとしといて…』

そう言って半間くんから布団を奪い取る。

「だりぃ」

そう呟いて家を出ていってしまった。

私面倒臭い女だった、、のか、。

まあ、遊びだろうからいつかはこうなる運命だったはず。

それが今になっただけなんだよ。

でも、辛いものは辛かった。

『半間…ぐぅ…んん』

掠れた声で、聞こえてないはずの相手の名前を呼びかける。

「どうしたんだよAちゃん♡」

『あれ…？出ていったんじゃ…』

「俺の前だとAちゃん素直になれないじゃん」

そう一言。

ひゅっと屈んで私顔を覗き込んできた。

「で、この涙は誰のせいなんだｧ♡？」

＿えっと、→←＿私って

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