こんな生活おかしいです［半間修二］

＿風邪 ページ23

『んっ…』

私が目を覚ますともう辺りは明るくなり、朝になっていた。

学校の準備をしなきゃとソファーから降りた時だった。

なんだかクラクラする。頭が重い…

もしかして風邪かなと熱を測ると37.8度。

どうりでクラクラする訳だ。


あっでも半間くん…どうしよう？

熱移しちゃうかも…

『半間くん…ごめん、起きて…』

そう言って半間くんの体を揺さぶる。

「ん〜？」

半間くんが瞼を擦りながらこっちを見つめる。

『あのね、私熱でちゃったの…。だからその…熱が移るから今日は帰ってくれない…？』

私は言った。すると

「俺が看病してやるよ♡」

『え？』

まさかの言動に私は固まる。

半間くんってそんな優しい人なの…？

『でも、移しちゃったら…』

「いーんだよｫ♡俺がしたくてやるんだから♡」

＿＿確かに、このまま家で1人ってのも寂しい

『じ、じゃあお言葉に甘えて…』

「ひゃは♡病人はベットで寝とけ〜？」

そう言ってお姫様抱っこでベットまで連れてきてくれた。

それから冷えピタ持ってきてくれて＿

お粥も作ってきてくれた。

「はいあーん♡」

『じ、自分で食べる…！』

「ばはっ♡ツンデレ〜♡」


『………お、美味しい…』

半間くんの作る料理は初めてだったけど

とても美味しかった。

半間くんは嬉しそーに私の顔を見てくる。

お粥食べたあとは水と薬も持ってきてくれた。

なんかめちゃくちゃ看病されてる…。

申し訳ない程に

『半間くん、ごめんね。看病してもらって』

「じゃあキスして♡」

『それはヤダ。』

そんな会話をしてる内にだんだんキツくなってきた。

半間くんにおやすみと声をかけ目を閉じた。


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