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��Aいるー？��









教室の入口から声がして

振り向くと玲於くん。









『あっ、ちょっと待ってー！』









慌てて走り出し、

ちっちゃな段差につまずいて

コケそうになった私を掴む

筋張った手に

キュンとしたりして。









｢ちょ、大丈夫？笑｣




『だ、だいじょぶ 笑』









ニコッと笑った笑顔がまた可愛くて。









｢ん。｣









不意に差し出された右手に

恐る恐る自分の左手を近づけると＿＿＿＿、









ぎゅっと自分の手が握られたと同時に

頬が赤くなるのがわかった。

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作者名：よせまる、 | 作成日時：2018年9月6日 21時

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