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スターバックスに到着すると
すでに椅子に腰掛ける玲於くんの姿があった。
『…ごめん、お待たせ。』
｢あ、ううん、全然待ってないよ｣
正直
気持ちが揺らいでる。
本当のことを聞きたい。
でも＿＿＿＿、
玲於くんに嫌われたくない。
まだ一緒にいたい。
『あの…ね、』
｢ん？｣
『聞きたいことがあるの。』
｢聞きたいこと？｣
『……もしかしたらね、
もしかしたら見間違いかもしれないんだけど＿＿、』
｢？｣
『玲於くん…他に彼女…いたりする？』
｢…えっ？｣
『見ちゃったの。
この間女の人といるところ…。』
｢………｣
『……』
この沈黙を破ったのは＿＿＿、
｢あーあ。｣
玲於くんの間の抜けた声だった。
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作者名：よせまる、 | 作成日時：2018年9月6日 21時
