僕らと花たち【SEVENTEEN】

念願のオフ ページ13

JH side


カムバが終わり、今日は久しぶりのオフ。
いつもは昼過ぎまで寝て過ごすことが多いが、今朝は7時にパッチリと目を覚ましてしまった。


「楽しみで早起きとか俺は小学生かよ…(笑)」



そんな独り言を零しながら身支度をする。練習に行く時に着てるような服ではなく、せっかくあいつと出かけるからと【カジュアルだけど崩しすぎてない】そんなお気に入りの服たちでコーディネートを組む。お洒落と変装を兼ねたバケットハットを被り、リビングへ向かう。




SY「あれ？オッパ、おはよう！！！オフなのに今日は早いんだね〜！！！」



リビングのソファから振り向いたまま俺に手を振るスヨン。ほんと朝から元気だな。



「スヨンおはよ。なんだよ〜オッパにだってオフに予定がある時はあるんだよ。てかそんなお前こそなんでこんな早起きなの？出掛ける準備バッチリじゃん」



スヨンもオフの日は俺とさほど変わらない過ごし方をするのに、今日はなんだかお洒落な格好してるし、いつもポニーテールにしてる髪の毛は下ろして巻いてる。なんか…可愛いな。



ソファから立ち上がったスヨンは腰に手を当て、相変わらずのバカデカボイスでびっくりする発言をした。



SY「ふっふっふっ、オッパ聞いてください。なんと！！！今日はAオンニとのデートの日なんです〜！！！！！オンニに合わせてお洒落してみました！！どうですか？？？」



可愛いでしょ？ねっそうでしょ？？と言いながら俺に近づいてくるスヨン。ちょっと待て、いまなんて言った？

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