Episode4. ページ6
「あ?こいつ誰だ…って、てめぇはあん時のガキじゃねぇか。」
誰だ?と思い顔を見ると半年程前に喧嘩をしていた時にストレスが溜まっていていつもより派手に相手を殴っていた時、仲裁してきた男。名前は確か…
「左京さんお知り合いなんですか?」
そう、古市左京だ。俺の大嫌いな面倒臭いことこの上ない大人。やり過ぎだと長い説教を受けた記憶が蘇る…。
「あぁ、ちょっと前にな。お前懲りずにまた喧嘩したのか?」
またあの長ったらしい説教を受けるのはごめんだ。そう思い帰ろうとするも腕を掴まれ、説教を聞くはめになってしまった。
「あの〜、左京さん。取り敢えずご飯にしましょう??」
そのまま流れで俺も夕飯を食べることに。
飯を食べてる時に自己紹介をされたが多すぎて覚えられるわけもなく、そもそも覚える気も無いため聞き流す。
「そういえば、名前なんて言うの?」
と女が言うと食卓はシーンと静まり返り
「名前も知らない男を寮にあげるな!!」
と古市左京が怒鳴る。
「まさか名前を聞いてなかったとは…。まあそこがまたカントクちゃんらしいとも言えるけどねん!
それで、名前なんて言うの?」
とウザったいテンションでチャラそうな男に聞かれ、これ以上聞かれても面倒臭い為答える。
『…桐ヶ谷A。』
「短!?まぁ、いっか!じゃあキリやんよろピコ☆」
……とてつもなくイラッとするがこれ以上関わる気は無いため無視する。
「え、無視!?キリやん酷い!!」
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クスノハ(プロフ) - 、さん» すみません、先程外しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年5月15日 22時) (レス) id: 3f1925c91d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2020年5月15日 21時) (レス) id: cab98899f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クスノハ | 作成日時:2020年5月14日 3時