桃鳥と悪魔の子 (ページ7)

今日:20 hit、昨日:0 hit、合計:22,770 hit

嫉妬 1 ページ7

私とクロコダイルの戦いはいつまでたっても決着がつかずクロコダイルは諦めたように新しい葉巻を吸い始めた。

クロコダイル「お前の戦いかたを見る限り、能力者だな？」

主人公「えぇ、ユメユメの実の夢幻人間。夢の力を自在に操る。」

クロコダイル「クハハッ！フラミンゴ野郎には勿体ねぇな。」

何故かクロコダイルにも気に入られてしまった。

でもちょっと嬉しい………。

主人公「ドフィと契約してるから貴方に仕えるのは無理よ………。気に入ってくれてるのは嬉しいけど。」

先程と打ってかわって機嫌の良さそうなクロコダイル。

クロコダイルの沸点は低いけど多分良い人なんだろうな………。

頭を撫でられてる………、落ち着くなァ………。

主人公「クロコダイルって案外優しいのね。沸点低いけど。」

クロコダイル「クハハッ………！！なら、せいぜい怒らせないようにするんだな！」

ただ、仲良く話す私達を見てあまり良くなく思っている人が一人居る。

ドフラミンゴ「クロコちゃん、さらっと俺のペットを手懐けてるんじゃねぇよ。」

クロコダイル「なら、ちゃんと躾はしておくべきじゃないのか？」

ドフラミンゴ「主人公、そいつから離れろ。」

明らかに機嫌の悪いドフィの声は少し怖い。

主人公「サークロコダイル、私を気に入ってくれてありがとう。」

ドフィの下へ行くと抱き抱えられ部屋の窓から空へ飛び立った。

帰り道、私がいくら話しかけてもドフィは口を聞いてくれなかった。