桃鳥と悪魔の子 (ページ29)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:22,768 hit

雪ページ29

最近ずっと寒いと思っていたが、今日は雪が街一面を覆っていた。

とうとう本格的な冬になってきたな………。

あ、良いこと思い付いた！

主人公「虹色雪の夜(レインボースノーナイト)」

窓を開けて虹色の玉を雪雲に投げつける。

するとカラフルな雪が降り始めた。

色のついた雪に子供達は大喜びで遊んでいるのが思い浮かぶ。

私の島でもこうやって子供たちを喜ばせてたっけな………。

ドフィは寒いのは苦手なのかな？

窓から遠退いたところに居る。

たまに遊びに来てくれるクロコダイルもこの季節になるとぱったり来なくなった。

ドフィ曰くワニだから冬眠してるだとか雪が溶けたら水になるから嫌だとか。

ドレスローザの冬の市場ってどんなのがあるのかな？

主人公「ドフィ、街へ行きたい。」

ドフラミンゴ「ﾌﾌﾌｯ、デートのお誘いかァ？」

主人公「えぇ、そうよ。」

ドフィに軽くキスをしておぶってもらう。

そして空中移動して市内入り口辺りで地上に降りる。

現ドレスローザ国王の出没で一瞬ざわついたがそれ以上だったのが私の存在。

「国王様の愛人か？」とか「侍女か？」とか。

あぁ、煩い………。

二人だけの時間、邪魔しないでよ。

主人公「ドフィ、早く行きましょ？」

市内に入るとおしゃれな建物がずらりと並んでいた。

雪の街並みはより美しい。