桃鳥と悪魔の子 (ページ22)

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黒蛇ページ22

ドレスローザに帰って来たけど、海軍基地より断然落ち着く。

帰って来て早々にベビー５に抱きつかれた。

ベビー５「お帰りなさい、怪我してない？何もされてない？」

主人公「だ、大丈夫よ。あとで私の部屋にミルクコーヒー持ってきてくれる？そうね………、温かい方が良いわ！」

ベビー５「勿論よ！」

やっぱりお家が一番落ち着く。

部屋に戻りテーブルに置かれてた林檎を齧る。

天界では林檎は禁断の果実、アダムとイヴのようなものだ。

林檎を食べてると悪寒が走った。

林檎のせいではない。

蛇「今やすっかり悪魔だな。」

悪寒の正体は私を堕天させた黒蛇だった。

主人公「急に現れるのはやめてくれない？悪魔になったのは貴方が私を陥れたからでしょ。」

蛇「ククッ、間違いない。今更天使に戻りたくてもお前の魂は穢れてる、戻れはしないぞ？」

主人公「良いのよ、今の方が余程心地良いから。」

蛇「ドレスから透けてる部分から見える赤い痕は………、フフッ………今の主は色欲が強いのか？」

主人公「ご主人様………、ドフィは夜、共に寝てくれるし何より愛し、まぐわいをする。」

蛇「お前たちが夜の行為をしようが俺はどうも思わんが、お前は悪魔。人間と結婚なんて出来ない存在だということを忘れるな。」

主人公「わかってる………。」

蛇「なら良い、せいぜい、仲良くやれよ。」

黒蛇はどこかへ行ってしまった。

入れ替わるようにベビー５が部屋に来た。

ベビー５「お待たせ、ホットミルクコーヒーとシフォンケーキ。丁度おやつの時間だから良かったら食べて！」

シフォンケーキというものは普通のケーキよりふわふわして甘くて美味しい。

黒蛇に言われたことを忘れてしまうくらいに。