今日のご主人様は優しい ページ13
主人公「ドフィ、ただいま。」
花のブレスレットをサイドテーブルに置いてベッドに倒れ込む。
ドフラミンゴ「どうした、元気ねぇな？」
主人公「ドフィにお花のブレスレットをあげようと作ってたの………。なのにね、何の力もないのに生意気言ってくる人間が私を傷付けてきたの。女の子がブレスレットを欲しがってたからあげようと思っただけなのに、悪魔だから『近寄るな』とか『呪おうとしないで』とか………。」
ドフラミンゴ「お前は優しいのに傷つけられるばかりで辛くねぇのか？」
頭を優しく撫でてくれる。
主人公「辛い………ツラいよ。だけど私には私のご主人様が、ドフィが居てくれるから………。」
ドフィに抱きつくと優しく抱き返してくれた。
ドフラミンゴ「自分から抱きついてくるなんて、今日は甘えん坊かァ？」
主人公「たまには甘えたいの。いいでしょ？」
ドフラミンゴ「ﾌﾌｯ、フッフッフッ！仕方ねぇなァ。」
ドフィの膝の上に座ってかまってもらってるとドアがノックされてベビー5がお盆に紅茶とクッキーを乗せて持ってきてくれたんだけど、顔を真っ赤にしていた。
ドフラミンゴ「まだ何もしてねぇよ。」
ベビー5「紅茶を淹れて来ました///あと、主人公はミルクコーヒーとクッキーを………。」
テーブルに置いた後風のようにベビー5は部屋を出た。
主人公「ねぇ、紅茶って美味しいの？」
生まれてこのかた紅茶を飲んだ事がない。
ドフラミンゴ「気になるなら、飲んでみるか？」
一口貰って飲んでみると独特の香りと甘さが広がる。
そして思わずフリーズした。
ドフラミンゴ「ﾌﾌｯ、フフフッ！何百年も生きてるくせに味覚は子供だな！」
あ、またバカにして………！
主人公「だかr………むぐッ………！！」
口の中にクッキーを突っ込まれた。
主人公「ドフィのいひわふ………(いじわる………)！！」
いつもならキスしてそのままやる流れだけど今日はやけに大人しい。
私の気持ちが落ち着くまで一緒に居てくれた。
今日のドフィは優しかった。
それにしても、ドフィと一緒に居ると落ち着くし安心するし胸の鼓動が早くなる。
………これってどういうキモチだったっけ？
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作者名：シャルロット フレーズ | 作成日時：2019年10月3日 0時
