美しい幻影は恋に落ちる (ページ23)

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vs お父さん 2 ページ23

昔の自分の家。

私の部家は海楼石で作られた鉄格子で封鎖され鳥籠のよう。

ドフィ、どうしてるかな………。

ふと、外が騒がしい事に気づく。

幸い、窓があったので覗いてみる。

ドフィがスカーレットの手下と闘っていた。

ドフィは最後の一人の首を掴み何かを訊いていた。

暫く何かのやり取りがあった後、ドフィがこの部屋を見た。

………え？

冗談だよね？！

ドフィ、スカーレットの手下を蹴り飛ばしたよ？

しかもこの部屋の窓に向かって！！

急いで窓から離れると案の定血だらけの手下がガラス片と共に床に倒れていた。

窓は見事に粉々………って感心してる場合か！！

あ、下手にドアから入らずに窓からって今回の場合は賢いけど………正解のようで不正解だよ！！

そしてドフィが窓から入ってきたよ？

ドフラミンゴ「今度は囚われのお姫様だなァ。」

フッフッフッと笑うドフィとは対称に不機嫌そうなスカーレットがいつの間にか影から現れた。

スカーレット「こんな醜い生き物を好いてるなんて、変わっている。」

ドフラミンゴ「醜い………か？(人1)は醜くなんて無ェよ。」

『醜いのはお前だ』と付け加えたドフィの言葉を合図に戦いが始まった。