お礼 2 ページ18
クロコダイル「で、フラミンゴ野郎の女が俺にお礼だと?」
もはや私はお嬢さんでも何でもなくフラミンゴ野郎の女ってなってるよ………。
(人1)「朝方こっそりと町へでてクロコダイルさんにお礼の品を買ったの。」
持ってきた大きな包みを渡す。
(人1)「クロコダイルさん、いつもコート羽織ってるからファーコートを買ってみたの!」
包装を片手で器用に綺麗に外していく。
(人1)「あ、でも思ったことがあるの。クロコダイルさん、砂漠でそんな格好して暑くないの?」
クロコダイル「気になるなら、アラバスタまで来るか?」
(人1)「遠慮するわ。ドフィが行くなら着いていくけどね。」
クロコダイル「せいぜい仕事の邪魔はしてくれるなよ?………ほぉ、悪く無ェな。」
ファーコートを見たクロコダイルさんは悪くないと言ってくれた。
ドフラミンゴ「クロコダイルちゃん、俺の嫁に何貰ったんだ?」
あ、ドフィだ!
(人1)「お世話になったことがあったからお礼にと思って!」
クロコダイル「迷子の道案内のお礼だとな。」
ドフラミンゴ「ワニちゃんは贈り物を貰えてご機嫌だなァ。」
クロコダイル「からかいに来ただけなら自分の女を連れて消えやがれ。」
さっきまで機嫌良かったのにドフィにあった瞬間機嫌が悪くなった。
(人1)「ごめんね、クロコダイルさん。今度アラバスタまで遊びに行くね?」
からかう気満々のドフィの服の裾を引っ張りながら出口に足を進める。
やっとのことで廊下まで出れた。
あー、恐ろしかった………。
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作者名:シャルロット フレーズ | 作成日時:2019年9月15日 22時