弐拾肆 ページ25
堕姫「また頚を斬られた!!糞野郎、糞野郎!!!なんで私だけなのよ!!!」
妓夫太郎「………お前らまさか気づいてるな?」
天元「何にぃ?」
天元も気付いてるだろうが業とらしくはぐらかす。
妓夫太郎「まぁ今更気づいたところでお前らは死ぬから意味無いんだけどなぁあ。」
私は解毒をすることが出来るが天元は人間、いつまで毒に耐えられるかわからない。
一匹なら私だけでも相手できたかもしれないが、今となってはほぼ可能性は皆無だ。
伊之助「それはどうかな!」
伊之助と善一が遅れてやって来た。
………うえからも何か来る、人の形………炭治郎か。
妓夫太郎「今更部下が来ようと意味ねぇけどなぁあ。頼みの柱二人が毒にやられてるからなぁあ。」
この間に順調に解毒が少しずつ出来たが体力をかなり消耗する。
天元「余裕で勝つわボケ雑魚が!!毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ、人間様なめんじゃねぇ!!!お前達の倒しかたは既に看破した、同時に頚を斬ることだ!はぁー、チョロいぜ!」
(人1)「鬼殺隊は必ず鬼に勝つ、百年動かなかった事態が今日動く。貴様等の頚をもってな!!」
妓夫太郎「今までの柱もそうだったけど皆死んだんだよなぁあ。」
堕姫「そうよ、長い夜が私たちを味方してくれてるのよ!」
堕姫の言葉を合図に大混戦が始まった。
伊之助と善一は堕姫、私と天元、炭治郎で妓夫太郎の相手をする。
堕姫の血鬼術と妓夫太郎の血鬼術が複数入り乱れて波動の軌道が読めなくなる。
天元「(人1)、避けろ!!!」
横の壁に亀裂が入る。
後方に飛び退いたが一瞬で視界が真っ暗闇になった。
感覚で分かる、傷から毒が更に入り込んだことが。
目を斬られた、致命的だ。
頭の裏に何か映像が流れる。
10歳、人間ではなくなった歳の私と父がいる。
………何か聞こえる。
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三月の専属ストーカーなつめみく - あぁ好き (10月21日 22時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャルロット フレーズ | 作成日時:2020年10月24日 2時