宇随の四人目の嫁は星柱 (ページ13)

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拾弐ページ13

(人１)「天元、ありがとな。私を人として愛してくれて。」

それまでペースを乱さずガツガツ食べてた天元だったが急にピタリと手を止めた。

天元「どうした？急に改まって。」

(人１)「いや？なんでも無い(笑)」

天元「………地味に隠し事してるだろ。」

あぁ、流石というべきだな。

天元には隠し事なんて通用しない。

(人１)「私は人間として柱として、上手く暮らせているだろうか？」

天元「まだ自分が『兵器』だとか『化け物』とか思ってるのか？俺お前に派手に言ったよな、(人１)は物でも鬼でも無いと。それに任務の時に頼りになる存在だし俺の大切な嫁だ！だからもう地味な悩みなんて持つんじゃねぇz」

急に入り口に黄色い閃光が見えたかと思ったら善一が息を荒げて居た。

善一「おい派手柱、今嫁って言ったよな？！？！」

そう言えば善一はまだ私と天元が夫婦って知らないんだった………。

善一「俺の(人１)さんに勝手に嫁発言すんじゃねぇ！！」

天元「………お前気持ち悪ィやつだな。」

善一「なんでお前のような派手派手野郎がモテるのか分からn「まぁ俺は派手で強くて華やかな色男だからな、俺がモテない訳がない！」」

天元の一言で善一はまるで石の如く固まってしまった。

炭治郎「善一がご迷惑をお掛けしましたーー！！」

天元に冷静に論破された善一を遅れてやって来た炭治郎に回収された。

急な乱入者が入り賑やかになってくれたお陰で私の気も晴れた。