信じてもいいんだって ページ16
私のスマホが音を鳴らす。その相手は健くんで
今日は帰れないかもしれない、との連絡だった｡
でも、今の状況では1人が怖い。
ま｢一緒に居ようか？｣
どうやらまさとくんの方にも連絡がいっていた
らしい。推測だけど、この前の練習の時まさと
くんと話していることが多かったから、健くん
はまさとくんを選んだのかな…？
ま｢明日は特に予定ないし。怖いよね？｣
｢うん…。いいの…？｣
ま｢もちろん！｣
まさとくんを家の中に入れる。もう夜遅かった
し、まさとくんからお風呂に入ってもらって、
その間にご飯を作る。たしかお米好きなんだっ
たよね…。あ、卵たくさんある。
＿ま｢お風呂ありがとねぇ｣
｢全然大丈夫だよ、｣
ま｢って！Aちゃんのご飯美味しそう！！｣
まさとくんは机に置いたオムライスに目を輝か
せていた。卵が結構あったから、オムライスに
してみたんだけど…そこまで喜ばれるとは…。
｢良かった、ぜひ食べて？｣
ま｢うん！いただきます！！｣
まさとくんは、めっちゃ美味しい！って笑顔で
言ってくれた。作りがいあるなぁ。そこまで美
味しいなら、今度健くんにも作ってあげよう。
私もお風呂に入って、家事をすればあっという
間に夜中。1人で寝るのは怖かったけど、さすが
にその辺は頼れはしなかった。布団に入れば睡
魔に襲われて、私は目を瞑った。
『お前が産まれてきたせいだ』
『お前が生きているせいだ』
『お前が呼吸を当たり前としているせいだ』
『お前なんか、死んでしまえばいい』
｢っ…！！！…ゆ、め…｣
夢を…見ていたのか。先程の夢がフラッシュバッ
クする。となると、眠れない。だからいつも健
くんと寝るとか工夫してるんだけど…。まさとく
んのところに…行ってみるか…。
｢ま…さとくん…｣
彼はぐっすりと眠っていた。起こしてしまうく
らいなら、私が辛い思いをした方がいいのか。
ま｢ん…どーしたん…？怖い…？｣
｢ん。だ、から…一緒に、寝てくれますか…？｣
私の声は震えていた。けどまさとくんはそれを
否定しなかった。だからまさとくんの手を引い
て、寝室へと向かう。我儘…なのかな。
ま｢Aちゃん、おいで｣
まさとくんが腕を広げる。私が怖い思いをした
ことが伝わってるのかな…？私は素直にまさとく
んに抱きしめられることにした。
ま｢怖かった時は言って…？｣
｢…うん。ありがとう。｣
この時、私はまさとくんを信じていいんだって
思えた。そんな瞬間だったんだ。
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まい(プロフ) - スズッシー@ぽん酢さん» ありがとうございます！今後の展開を楽しみにしていてくださいね！ (2020年3月10日 18時) (
レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
スズッシー@ぽん酢 - 二部おめでとうごさいます！！これからも楽しみにしています。頑張って下さい(｀・∀・´) (2020年3月10日 18時) (レス) id: d2fb250077 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 、さん» 大変申し訳ございませんでした。 (2020年2月25日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
、 - 前も注意されてますね。違反報告しときます (2020年2月25日 16時) (レス) id: 737fb87482 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 何でオリジナルフラグくらいちゃんと外さないんですか？ (2020年2月25日 16時) (レス) id: 0cc854f385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2020年2月24日 18時
