★☆かまって(赤×青)※リク ページ44
まりんサイド
ま「…ゆまさん。」
Y「もうちょい待って。」
そんな会話を交わし続けてもう3,4時間が経つ。
久々に彼氏とゆっくり出来るって考えたらまぁ
少しくらいわくわくするじゃないですか。
ま「…ゆーまさん。」
Y「もう少しだから待って。」
いやゆまさんにとってもう少しって3,4時間な
んですか?それはそれでおかしい。多分経過時
間に気づいてないんだろうけど。そんなに放置
されると、当たり前だけど寂しくなる。
ま「…ねぇゆまさん…」
ついには集中しすぎて反応しなくなったゆまさ
んに虚しさを感じた。仕事が忙しいことぐらい
分かっている。でも変な考え方をすると、俺は
仕事に負けてるってこと。当たり前か。
ま「…部屋、行きます…」
ゆまさんの返事はなかったが、俺はゆまさんの
部屋へと向かう。そしてすぐさまベットにダイ
ブした。そのベットはゆまさんの匂いがする。
わずかに俺の匂いも付いている気がしたけど。
ま「…構ってほしいだけなのに、」
変な期待をした俺が馬鹿だったのかもしれない。
突然訪れた睡魔に負け、俺はまぶたを閉じた。
_ま「…ん、」
まぶたを開くと、目の前にはゆまさんの顔。ビ
ックリして、反射的に距離をとった。
Y「ぁ、まりん、起きたぁ?」
ま「ぇ、ゆ、まさん…仕事は…?」
Y「キリがいいところで止めた。」
小さな欠伸をして、ゆまさんに抱きしめられる。
Y「ごめんね。時間経ってるの気づかなくてまり
んのこと長時間放置してた。ごめんね?」
ゆまさんの手が俺の頭を撫でた。その優しさに
思わず涙が出た。優しさ、というよりかは、や
っとかまってくれた嬉しさ…かもしれない。
Y「ごめんね?ほら、おいで?」
ま「ゆまさっ、ばかぁっ…」
ゆまさんはひたすら謝りながら、俺の頭を撫で
て、優しく包み込んでくれた。温かい…。
Y「お詫びっていえるかは知らないけどさ、」
ゆまさんは俺の肩をそっと押してベットに押し
倒した。そして俺の唇に指を当てる。
Y「そーゆーことしよーよ。」
ま「…なんで指なんですか。」
俺がそう言うと、にやりと笑い唇同士が触れた。
Y「そーゆーのがお好みなんだね?」
ま「…かまってください。」
Y「もちろん。構い倒してやるよ。」
この時のゆまさんの笑みは、更に艶めいていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
コタ@crewさんリクエストです!
187人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まい(プロフ) - コタぬんさん» オメガバースは良いですよね() (2020年7月12日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 鳰原 海結さん» わぁ!お久しぶりです!リクエスト了解しました!続編の方にて書かせていただきますね! (2020年7月12日 18時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
コタぬん - あー好きだわ、うん。かわいいー。もう、ありがとうございます(語彙力)やっぱオメガバースいいですわ。 (2020年7月12日 17時) (レス) id: 9226ab19f0 (このIDを非表示/違反報告)
鳰原 海結(プロフ) - お久しぶりです。リクエストよろしいですか?あの、蓬菊さんと黄さん総受けって、書いていただけますか?黄受け不足で死にそうなんです…。総受けが無理なら、青×黄でお願いします。出来ればどエロでお願いします。 (2020年7月12日 11時) (レス) id: 2791db66bf (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - まいさん» すみません。ありがとうございます!わかりました! (2020年7月9日 19時) (レス) id: 57b3a47a52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まい | 作成日時:2020年2月2日 15時