【SLH】世の中綺麗事だけじゃない【蓬菊】【短編集】

★サンドイッチ(黒総受け)※リク ページ11

KARASUサイド

Y｢カラスー｣ R｢ゆーまばっかずるい！｣

K｢…なんの争いしとんねん。｣

Y｢カラスの奪い合いー‪w｣

この状況見れば誰でも分かるわ。そうゆーこと
ちゃうねん。俺が聞いとんのは俺のどこで争っ
てんねんって意味。察してはいるけど…。

R｢だってゆーまばっかり！俺もイチャつく！｣

Y｢俺のカラスやし‪w｣

K｢いやいつからゆまくんのになったん。｣

R｢ほら見ろー！やっぱり俺のやんか！｣

K｢そーゆー意味ちゃうねん。｣

ほんま犬顔をどうにかしてくれへんかな…。ゆま
くんは後ろから抱きついてきとるし、りょーく
んは正面から抱きついてきとるし…。

Y｢いい加減カラスも諦めたら？‪w｣

K｢諦めたら？ちゃうねん。他人事やなー｣

R｢どっちか選べばいいんだってー！｣

どっちを選ぶもないやん。いや俺は男やねん。
あくまで恋愛対象は女の子に決まっとる。
そんな事を考えていると耳に温もりを感じた。

K｢…んあっ、ちょっ、ゆまくっ…！｣

Y｢耳にちゅーしただけでも感度良好ー？‪w｣

感度良好という言葉に胸がドキッとする。最近
おかしいねんな。多分2人のせいやけど。

R｢こっちの耳はー？｣

りょーくんの甘ったるい声が耳に響く。

K｢ぃやっ…！…2人同時はずるいっ…！｣

2人はにやっとしてまた近づいてこようとする。
そんな時、俺はふと思ったことがあった。

K｢…しらはんは？｣

Y｢そーやって他の男の名前だすー！｣

K｢いや俺ゆまくんの彼女ちゃうし‪、｣

いつもなら、しらはんもこの争いに参加してく
るんやけど今日はおらんのかな…？

S｢2人とも朝から何してんの｣

犬顔をぐぃーと俺から離してくれたのは、誰で
もないしらはんやった。

K｢しらはんや！｣

R｢何でカラスそんなに喜んどん！？｣

K｢当たり前やろ！しらはんが1番まし。｣

犬顔みたいに突然抱きついてきたりはせぇへん
し、いつもこーゆー展開も止めてくれる。

S｢でもねーカラスくん。｣

K｢ん？｣

しらはんに名前を呼ばれて上を見上げると、頭
に大きな手が乗せられておでこにキスされた。

K｢…んなっ…！？｣

S｢1番安心できる人が意外と危ないんよ？｣

この時のしらはんの笑みは、一生忘れへん。


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桜吹雪さんからのリクエストです！

犬顔にサンドイッチされてすっぽり収まる
黒様とかちょっと最高すぎませんか←←

★寝てただけ(青桃×赤)※リク→←☆★上下関係？(青×赤)

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