貴方の優しいところ ページ44
レッスンが始まろうとしている現在。男の人に
ついていくことはやはり大変だろうか…そんな思
いと格闘している私がいる。SLHさんとのコラ
ボ練習となると無理をするしかない気がする…。
R「大丈夫?」
「え…?」
再び声をかけてきてくれたのはりょーくんだっ
た。ほんとりょーくんは優しいんだなぁ…
R「不安そうな顔が抜けてないから…」
「大丈夫。平気だよ、」
嘘でもそう言わなければ練習も進まない。それ
でSLHさんに迷惑をかけたくもない。
R「…俺も不安なんだよねぇ」
「え…ど、どうして…」
R「俺も振付今日から入れるし!」
そうなんだ…てっきり皆さんは少しでも入ってる
のかなって思ってたんだけど、振付入ってるの
はカラスくんだけなのかな…?
Y「ゆーてしらはまと俺もそんな入ってないしw」
「そんな…?」
R「あっ!ゆーま余計な一言はいらんねん!」
Y「ごめんごめんww」
どうゆう事なんだろう。頭の整理が追いつかな
い。ゆーまくんはそんなに入ってないってこと
は…しらくんとゆーまくんは少し入ってる…?
S「りょーちゃん、Aはきっと不安がるから
って、不安にさせないようにってりょーちゃん
だけ、振付は何も入ってない状況なの。」
「そう…なの…?」
R「…うん!Aと一緒に頑張ろうって!」
りょーくんは眩しい笑顔を私に向けた。SLHさ
んって動画とかで見てると、りょーくんはいじ
られキャラ感強いけど…実際はすごく優しいし、
相手のこと考えてくれてるよなぁ…。
「…ありがとう、」
SLH「「……っ…!!」」
「?」
ありがとうと言えば、SLHさんは全員少しの間
固まっていた。なんか変だったかな…
「えっと…改めてお願いします…?」
K「…!…そ、そーやな!こちらこそよろしく!」
カラスくんはなにかに動揺しているみたいだっ
た。カラスくんの一言でみんなは動き始める。
私は違和感を感じながらも教えてもらいながら
コラボ曲に合わせてステップし始めた。
_「ふぅ…」
レッスン開始からしばらくして。今日の練習は
終了した。男性のダンスってやっぱりすごい…
K「疲れた?大丈夫?」
「疲れたけど大丈夫、」
S「いやむしろここまで出来るのすごいよ!?」
Y「それ!体力すごない!?ww」
S「やっぱり若さなのかもしらんね…」
…あれ、私歳伝えてたっけ…?まぁ…いいか。
「ありがとう」
K「A、ちょっとおいで?」
「…?はい、」
私はカラスくんに呼ばれて扉の外へと出た。
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海乃(プロフ) - まいさん» ほんとですよ。(姉) (2020年1月26日 11時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 海乃さん» こんな素敵な兄がほしかったです(一人っ子) (2020年1月26日 9時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
海乃(プロフ) - いや、健くんが素敵すぎるんだ。 (2020年1月25日 22時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - あひるの子さん» 3万hitいつの間に!?気づかせてくれてありがとうございます!りょーくんいいですよねぇ(私も推しなので)期待に応えられるよう頑張ります! (2020年1月19日 19時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
あひるの子(プロフ) - コメ失礼します!3万hitおめでとうございます!お話のテンポが軽快で楽しく読ませていただいてます!「りょーちゃんコラボは私得」と、私も思いました(推しなので)。更新頑張ってください! (2020年1月19日 13時) (レス) id: 4dac028957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まい | 作成日時:2019年11月17日 18時