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いつもの朝 ページ3

「ん〜…今何時…?」

枕の横に置いてあるスマホに手を伸ばす。

時刻は朝の7時42分を示していた。

重い足をキッチンへと運び水を注ぐ。そして

炊いておいた白米やら何やらをよそり、それを

リビングの隅へと持っていく。

「…おはよう、お姉ちゃん。」

私を引き取ってくれた彼女は数年前に他界した。

…病気だったんだって。私は何も知らなかった。

そのおかげで私は病原菌扱いされる始末。

彼女のご両親や親戚など、私がいることなんて

知らなかったため、見て驚かれてしまった。

まぁそりゃそうだよね。うん、当たり前か。

「お姉ちゃん…なんて、自分勝手かなぁ…」

あの日以来、私は彼女をお姉ちゃんと呼ぶように

なった。まぁそうしてって頼まれたんだけど。

「…お姉ちゃんのためにも、頑張らなきゃ。」

お姉ちゃんが叶えられなかった夢。

私がいつか叶えてみせるよ。私なら大丈夫って

お姉ちゃんが笑って言ってくれたから。

「…行ってきます。」

手を合わせて練習着に着替え、ある程度の荷物を

持って、私は家を出発した。

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設定タグ:SLH , アナタシア , 踊り手   
作品ジャンル:恋愛
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海乃(プロフ) - まいさん» ほんとですよ。(姉) (2020年1月26日 11時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 海乃さん» こんな素敵な兄がほしかったです(一人っ子) (2020年1月26日 9時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
海乃(プロフ) - いや、健くんが素敵すぎるんだ。 (2020年1月25日 22時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - あひるの子さん» 3万hitいつの間に!?気づかせてくれてありがとうございます!りょーくんいいですよねぇ(私も推しなので)期待に応えられるよう頑張ります! (2020年1月19日 19時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
あひるの子(プロフ) - コメ失礼します!3万hitおめでとうございます!お話のテンポが軽快で楽しく読ませていただいてます!「りょーちゃんコラボは私得」と、私も思いました(推しなので)。更新頑張ってください! (2020年1月19日 13時) (レス) id: 4dac028957 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まい | 作成日時:2019年11月17日 18時

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