【SLH】“愛情”なんて｡

迷惑な感情 ページ16

Aサイド


｢大きな建物…｣

目の前に堂々と建つのは大きくて綺麗なビル。

芝｢私も最近来れなかったからな〜｣

｢アナタシア、忙しかったもんね｣

芝｢いいこといいこと‪w‪w‪w｣

嬉しそうに健くんは微笑んだ｡いくら忙しくても

こうして元気に笑っていられるのはメンバーの

おかげでもあるのかな…。羨ましい…？かも…？

でも私はそんなこと望んじゃいけないよね、

芝｢Aさーん？｣

｢えっ、あ………うん、｣



建物の中に入ると甘ったるい匂いが広がる。

｢甘い匂いするね、｣

芝｢１階はほぼ飲食店で､ここは特にスイーツに
力入れてるから余計かもしれないね〜｣

とにかく人が多い｡人混みが苦手なんだよな…

芝｢先食べてから動く？｣

｢………うんっ、｣

少しだけ小さな返事をすると頭を撫でられた。

芝｢不安そうな顔しなくても､私が守るよ｡｣

｢…えっ､不安そうな顔してた…？｣

芝｢うん‪w‪w‪w｣

そんなつもりなかった。健くんにはそうやって

見えたのかな…？気をつけないとまた心配かけて

健くんにとっての迷惑になっちゃう…

｢……ありがと｣

芝｢どういたしまして？‪w｣

健くんは笑いながら私の手を優しく引き､一緒に

ご飯を食べた｡健くんと食べたからなのかいつも

よりもご飯が美味しく感じた私であった。

どんな関係？？→←あの2人の関係って…

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