過去のお話 ページ2
母「なんであんたは何も出来ないのよっ!!」
痛いっ…痛いよ。もうやめてよっ…
父「Aは首をつっこむんじゃないっ!」
何でっ…?どうして殴るのっ…?私は、私はただ
お母さんとお父さんに仲良くしてほしいだけ…
「も…やめようよっ…?…ねぇ…」
母「うるさいっ!!あんたなんか…あんたなんか
産まれて来なければ良かったのよっ!」
…私のせいなの…?全部、私のっ…?
その言葉を聞いてお父さんはため息をついた。
そして私を抱きあげて私を外へと出した。
父「出てけ。二度と帰ってくるな。」
「嫌だっ…!!やめて!!お父さん!!」
私の抵抗は虚しく、呆気なく扉が閉まった。
そして外で大泣きする私。でももう意味がない。
私が消えれば平和になる。ならばいっそのこと…
真冬の中、裸足で凍った道路を歩く。寒い。
でももうそれを感じなくなる時が来る。
そう思ってたのに…。
『君…大丈夫?まだ幼い…よね?』
私の前に現れた背の高い綺麗なお姉さん。
『こんなところいたら寒いよ?お家帰りな?』
「…捨てられた…私なんかっ…産まれて来なければよかったって…だからもう…」
涙ながらに呟くと、お姉さんは私を抱きしめた。
『産まれて来なければよかった命なんてない。
生きてることに意味があるんだよ?』
お姉さんは私を家に置いてくれた。その時はよく
分からなくて、頭の中がごちゃごちゃだった。
のちにそれが後悔することになるなんて…
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海乃(プロフ) - まいさん» ほんとですよ。(姉) (2020年1月26日 11時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 海乃さん» こんな素敵な兄がほしかったです(一人っ子) (2020年1月26日 9時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
海乃(プロフ) - いや、健くんが素敵すぎるんだ。 (2020年1月25日 22時) (レス) id: c74b58390f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - あひるの子さん» 3万hitいつの間に!?気づかせてくれてありがとうございます!りょーくんいいですよねぇ(私も推しなので)期待に応えられるよう頑張ります! (2020年1月19日 19時) (レス) id: bab06c7eda (このIDを非表示/違反報告)
あひるの子(プロフ) - コメ失礼します!3万hitおめでとうございます!お話のテンポが軽快で楽しく読ませていただいてます!「りょーちゃんコラボは私得」と、私も思いました(推しなので)。更新頑張ってください! (2020年1月19日 13時) (レス) id: 4dac028957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まい | 作成日時:2019年11月17日 18時