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最後にさせて(mngn) ページ49

mn side

朝、言ちゃんが髪の毛をいじっているところを発見。
そろっと後ろから近づくと「おい」と声。

「…ばれてる?」
「当たり前」
「あーざんねん」
「でもハグするんだ?」
「あたりまえー」

はあ、とため息を吐きながらも抵抗はしない。
そして今度は歯磨きをし始める言ちゃん。



そのまま首元にすりすり顔を寄せると、
なんだかふんわりと涼しげな香りが鼻をくすぐる。

「なんか言ちゃんいーにおいする」
「ん、わかった?香水」
「ェ?」
「え?」

…………待て、香水だと?
言ちゃんが色づき初めてしまったってこと!?



「もしかして女のコからもらった、?」

するとくすりと笑って僕の手を跳ね除ける言ちゃん。
え?と冷や汗がじんわり背中を伝った時、


ぎゅむっとほっぺたをつままれた。
しかも結構いてえ。

「いっ、え?ごんひゃん?」
「友達からだよ。」
「え、あ、よか」
「それに」





「問ちゃんしかすきじゃないよ?」


そう言って言ちゃんは手を離して、
つまんでいた部分にふんわりキスをしてきた。

「な、うわわ言ちゃん、」
「??」
「そんなんどこでおぼえたのぉ!?ぼくはしら」
「はいはい、なんでもいいでしょ。」



ていうか問ちゃんも準備ししなきゃじゃん、
と言ちゃんが言ったあたりでハッとする。

そうだ今日は2人でオフィスに行く予定なんだった。
その後久しぶりに夜ご飯にいって、




「え?」

「……っと、もうなに問ちゃん、」
「なんでそんなオシャレしてるの?」
「わかんないの?」

むっとして睨んでくる言ちゃんに
やっぱりそうだとピーンときて。



「よるのでーとたのしみなの?」

すると言ちゃんはぷいっと反対側をむいて、
そのままスタスタ洗面時から離れていって。

「ビンゴーーーー!!!!」
「うるっっさ……」
「言ちゃーーーーんだいすき!!!!」
「もう早く準備してよ、」

なんて憎まれ口を叩いていても
やっぱり笑っている言ちゃんがいとおしくて。

ぼくはもう1回言ちゃんにハグしようと
そちらに向かったのだった。






「言ちゃーん!」

「もう、はやくしてって」



「いいから最後にハグさせて!!!」

作者→←無理かも(izgn)(リク)



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作品ジャンル:恋愛
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春琉(プロフ) - ぷよーこさん» わあコメントありがとうございます双子ちゃんいいですよね(;;)良ければ最新作の作品も覗きに来てみてください! (4月26日 22時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 最近読み始めました。mnちゃんgnちゃん兄弟が大好きなので、いっぱい出てきてくれるのが嬉しいです。 (4月26日 4時) (レス) id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストお答え下さりありがとうございました!!こう来るとは思わず、ニッコニコしてしまいました☺️ありがとうございます!これからの更新も楽しみにしています!! (4月8日 10時) (レス) id: 4505e92471 (このIDを非表示/違反報告)
Mimi(プロフ) - 春琉さん» 書いてくださりありがとうございました!これからも春琉さんの小説楽しみにしてますね😊 (4月7日 23時) (レス) id: 282ecdf651 (このIDを非表示/違反報告)
春琉(プロフ) - みーちゃんさん» 良かったです( ・-・̥ )リクエストありがとうございました! (4月6日 17時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春琉 | 作成日時:2024年2月26日 0時

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