大好きだから(koym)(リク) ページ44
ko side
「こうちゃんねぇ、？」
家のソファで本を読んでいるとトントンと肩を叩かれる。
振り返るとむすっとした山本さんがいた。
「……？どうしたの」
「この前山森さんと一緒にいなかった？」
「ああ、ご飯に…」
そう言いかけたところで山本さんの表情が曇る。
俺はやっぱりバレてたんだとため息。
「……やだっていったじゃん」
「ほんとにごめん、山森さんには前助けて貰って」
「恋人よりも山森さんがだいじなんだ」
「だからちがうーって」
このパターンになると山本さんはなかなか抜け出せない。
俺は本を置いて、膝を叩いた。
「おいで」
「え、や、」
「大好きなんじゃないの」
「う、……」
ゆっくり膝の上に跨ってきた山本さんと目が合う。
少し茶色いふわふわの髪の毛、
くりくりの綺麗な瞳、
もっちりとしたほっぺた、
少し桃色がかっている薄い唇、
服から香る匂い。
あーもう全部好きだ、
なんて思いながら優しくキスを落とした。
「……ん」
「ごめん可愛いからつい」
「もう、山森さんのことは？ねえ」
「いやほんとになんでもないから。」
「……ほんとかなぁ」
「うん。祥彰さんしか見えてないよ」
そう言うと「ずる！？」と言って
こちらを赤い顔で睨みつけてくる。可愛いけど。
「……僕だってこうちゃんしか見えてないのに」
消え入るような小さい声だったけど、
俺の耳に届くには十分すぎた。
「んーかわいい」
「もう！一生一生にいてよね」
「当たり前じゃん、依存してるから」
「ならいいの！」
山森さんとご飯に行ったときも
山本さんが嫉妬してくれたらいいなって考えてた、
なんて言ったら怒るだろうか。
これはしょうがないことだ、
だって心の底から愛しているんだから。
頭の中が山本さんでいっぱいなのだから。
もうあなたしか見えていないのだから。
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共依存全然分からないなりに書きました出来ているかすごく不安ですリクエストありがとうございました！！
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春琉(プロフ) - ぷよーこさん» わあコメントありがとうございます双子ちゃんいいですよね(；；)良ければ最新作の作品も覗きに来てみてください！ (4月26日 22時) (
レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 最近読み始めました。mnちゃんgnちゃん兄弟が大好きなので、いっぱい出てきてくれるのが嬉しいです。 (4月26日 4時) (レス) id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
葉 - リクエストお答え下さりありがとうございました！！こう来るとは思わず、ニッコニコしてしまいました☺️ありがとうございます！これからの更新も楽しみにしています！！ (4月8日 10時) (レス) id: 4505e92471 (このIDを非表示/違反報告)
Mimi(プロフ) - 春琉さん» 書いてくださりありがとうございました！これからも春琉さんの小説楽しみにしてますね😊 (4月7日 23時) (レス) id: 282ecdf651 (このIDを非表示/違反報告)
春琉(プロフ) - みーちゃんさん» 良かったです( ･-･̥ )リクエストありがとうございました！ (4月6日 17時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春琉 | 作成日時：2024年2月26日 0時
