双子の兄は はかれない - ページ5
問ちゃんに翻弄される皆さんを書く!!!(?)
です。よろしくお願いします。
tm side
「ねーねーとむさん、ここの英語って〜……」
気づいたら問さんが隣にいた。
椅子に腰掛けているぼくに伏し目になって英語を尋ねてくる。
「あーここは、」
そう言いかけた時、ふわっと頭を撫でられた。
わしゃわしゃ、と何か言うことも特になく、無言で。
「……??もんさん???」
「あ、え、ごめんなさい。ふわふわだなって」
了承得ないタイプか、やっぱ双子距離感バグってるな、
なんて考えていると、パッと手を離される。
「かみいろ」
「え?」
「いいですね。髪色綺麗で髪質もよくて。」
「そうですか、?」
「……うん。とむさんの髪の毛すきです。だいすき。」
そう言って満足したかのようにするりと隣から抜け、
「あ、英語ありがとうございます」なんて言うその人。
ずるいなー、とか思ったり。
心臓の鼓動は、まだはやいままだ。
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sgi side
「わあっ!?!?」
たまたま2人きりの部屋で問が大きな声をあげる。
何事かと思って持ってたコーヒーをすぐ机の上にある置いて
咄嗟に後ろを振り返ると
「えへへ……」なんて言ってバツが悪そうにしてる問。
「なにこぼしてるんだよ!」
「すみません……拭くものありますか?」
布巾を手渡すと、ありがとうございますと言って床を拭く。
「いや床おれやるから!服先だろ」
「あ、え、でも……」
「いいから!はい問これで拭きな」
……そう言ってから2分ほどで床は拭き終わったのだが。
「ん、んん、……」
「……あーもう!、!おれが服も拭いてやるから!」
ギャンもたもたしてる問から布巾を取り上げ、
俺が問の服をとんとんと叩くと、しみは薄れていった。
「ありがとうございます、」
と言われてぱっと前を向くと、思ったより問との顔の距離が近くてびっくりした。
でも問は特に驚くことなく、
「ふふ、さすが須貝さん。なんでもできてかっこいい。」
なんてサラッと言うから。
これだから甘えん坊の末っ子はだめなんだよ。
服を見るフリをして、俺は赤くなった頬を隠した。
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春琉(プロフ) - ぷよーこさん» わあコメントありがとうございます双子ちゃんいいですよね(;;)良ければ最新作の作品も覗きに来てみてください! (4月26日 22時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 最近読み始めました。mnちゃんgnちゃん兄弟が大好きなので、いっぱい出てきてくれるのが嬉しいです。 (4月26日 4時) (レス) id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
葉 - リクエストお答え下さりありがとうございました!!こう来るとは思わず、ニッコニコしてしまいました☺️ありがとうございます!これからの更新も楽しみにしています!! (4月8日 10時) (レス) id: 4505e92471 (このIDを非表示/違反報告)
Mimi(プロフ) - 春琉さん» 書いてくださりありがとうございました!これからも春琉さんの小説楽しみにしてますね😊 (4月7日 23時) (レス) id: 282ecdf651 (このIDを非表示/違反報告)
春琉(プロフ) - みーちゃんさん» 良かったです( ・-・̥ )リクエストありがとうございました! (4月6日 17時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春琉 | 作成日時:2024年2月26日 0時