(fkym)(リク) ページ40
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朝1番にオフィスに来た山本は早々はしゃいでいる。
「僕書道日本一取りました！」
「今日は動画撮影100本撮れちゃいます」
「剣道で世界王者になったことがあって〜」
などなどホラ吹きもいいところだ。
まあ今日はエイプリルフールだからいいんだけどね？
「ね？聞いてますかふくらさん」
「ん？んん？」
「いやだから今僕が将棋を極めたという話を…」
「はいはい、嘘は午前中だけにしてね」
「もー福良さん！今いい所なのに」
山本の横で話を聞かされていた須貝さんが
「くだらん」とゲラゲラ笑っている。
それを見てむくれる山本はなんともかわいらしい。
そろ、と山本のほっぺに手を寄せてみる。
「！？え」
すり、とそのまま優しく撫でると、
少しずつぽわぽわと山本の顔が赤くなっていくのが
さすがの僕でもわかった。
「え、と、ふくらさん」
「んふ、可愛いねやまもとは」
「なんですかそれ、」
すると山本はまたぷうっと膨れてしまって。
あれやりすぎたかな、と顔を覗き込む。
「やーまーもーと？」
「ほんとにタチ悪いですよ」
「ごめんね、ほら、からかっただけだから」
するとくりくりの目が大きく見開かれる。
そのままばっちりと目が合って、
逃げられない雰囲気を醸し出されてしまう。
「…それ、うそですか」
「え？」
「だから、その、かわいいって、」
もにょもにょと手を動かしながらそんなことを言う。
横にいる須貝さんはへらりと笑っていて、
「なんだ福良さんに可愛いって思ってほしかったの？」
「は！？ちょ、須貝さ」
「山本は面白い子だねえ」
「な？可愛いよな」と須貝さんがこちらに同意を求めてきたので、思わずこくりと頷いてしまった。
すると山本は、
ぶわーっと顔を赤くさせてしまって。
「勘弁してください！！！！」
と捨て台詞を残し、ドアを開けて行ってしまった。
それを見て須貝さんが「おもろ」と笑っている。
「な、ほら、山本かわいいよな」
「…まあそう、ですね」
「おいおいちゃんと相手の方見て話せよ」
それもちゃんと見れないくらい、
俺の心には余裕が無いと言うのに。
(勘弁してほしいのはこっちのほうだよ…)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ほらね？山本うまくいったじゃん」
「もう！須貝さんほんとに」
「でもふくら可愛いっていってたよ？」
「な、なら、うぅでも、」
「はははおもろい、お前ら」
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春琉(プロフ) - ぷよーこさん» わあコメントありがとうございます双子ちゃんいいですよね(；；)良ければ最新作の作品も覗きに来てみてください！ (4月26日 22時) (
レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 最近読み始めました。mnちゃんgnちゃん兄弟が大好きなので、いっぱい出てきてくれるのが嬉しいです。 (4月26日 4時) (レス) id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
葉 - リクエストお答え下さりありがとうございました！！こう来るとは思わず、ニッコニコしてしまいました☺️ありがとうございます！これからの更新も楽しみにしています！！ (4月8日 10時) (レス) id: 4505e92471 (このIDを非表示/違反報告)
Mimi(プロフ) - 春琉さん» 書いてくださりありがとうございました！これからも春琉さんの小説楽しみにしてますね😊 (4月7日 23時) (レス) id: 282ecdf651 (このIDを非表示/違反報告)
春琉(プロフ) - みーちゃんさん» 良かったです( ･-･̥ )リクエストありがとうございました！ (4月6日 17時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春琉 | 作成日時：2024年2月26日 0時
