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お兄ちゃん?(sgtm) ページ32

sgi side

「ええっとこれは、」

「…あーなるほどね?理解した」

「ふふ、良かったです」

今は企画のためにとむに英語を教えて貰ってるとこです。
なんだかんだ言って30分くらい拘束しちまってる。

俺が理解する度にふわふわと手を叩いて
喜んでくれるとむ、マジで良い奴日本代表です。

「まじ急にごめんな?とむ」
「ぜんぜんですよ!大丈夫です」
「んー良い奴。この後一緒に昼行く?」
「本当ですか!やったあ」

またふわふわわらってるのがなんかかわいい。
歳めっちゃ離れてるけどガチ仲良しだかんね俺ら。

「どこがいい?あっちの飯屋とか」
「あーこの前あたらしく東大の近くにできた…」
「えなにそれそんなとこあんの!?」

もう卒業しちまったよ俺は!いいなとむ。

「じゃあそこのおすすめスポットで」
「はぁーい」









2人で注文した飯を待っている間、
恋人の話になんとなくなる。

「あ、とむ彼女いないんだ。」
「そうですねぇ別に作る気もあまり湧きませんし…」
「ほぇーん」
「須貝さんは?」
「いや俺も……いないねぇ……」

そう言うととむはなんでかにっこりした。
染めたての茶髪をくるくる指に巻き付けている。

「へーそうなんだ……」
「なにどーしたの?」
「いや、べつに」

まだにこにこしているとむを横目に飯を食べる。
なんでそんなにうれしそーなんだか。
仲間ができてラッキーってことか?

「須貝さん好きな人もいないんですか?」
「いやまーいないな」

「…なるほど」

またにこっとしたとむ。変なの。
なんか今日のとむはいつもと違う気がするんだよ。



すると「あ」と小さくつぶやいて、
そのまま俺の顔をすうっとやさしく撫でてきた。

「え!?どしたとむ」
「いや、ここにごはんが」
「ウワ、すまん、はずかしー」

とむはそのままクスッと笑って
俺の顔から取ったであろうメシを口にスっとは混んだ。

「え゛」
「…?外国ではよくありますよ」
「あぁスキンシップ的な…?」
「ですです」

なんか今日はとむにかき乱されてる気がすんな。
そんな俺のモヤモヤも知らないとむはまた笑った。


「まだ今は、何も知らなくていいんですよ」



「…ドゆこと?」
「ん、まあ、そのうち。僕、頑張ります」
「おう……?」

双子の弟も はかれない→←-(裏注意)



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設定タグ:QuizKnock , ノックイズ , QK   
作品ジャンル:恋愛
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春琉(プロフ) - ぷよーこさん» わあコメントありがとうございます双子ちゃんいいですよね(;;)良ければ最新作の作品も覗きに来てみてください! (4月26日 22時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 最近読み始めました。mnちゃんgnちゃん兄弟が大好きなので、いっぱい出てきてくれるのが嬉しいです。 (4月26日 4時) (レス) id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストお答え下さりありがとうございました!!こう来るとは思わず、ニッコニコしてしまいました☺️ありがとうございます!これからの更新も楽しみにしています!! (4月8日 10時) (レス) id: 4505e92471 (このIDを非表示/違反報告)
Mimi(プロフ) - 春琉さん» 書いてくださりありがとうございました!これからも春琉さんの小説楽しみにしてますね😊 (4月7日 23時) (レス) id: 282ecdf651 (このIDを非表示/違反報告)
春琉(プロフ) - みーちゃんさん» 良かったです( ・-・̥ )リクエストありがとうございました! (4月6日 17時) (レス) id: f80e0cff00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春琉 | 作成日時:2024年2月26日 0時

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